女性誌「からだにいいこと」の玉井仁のコーナー,「ラク生き相談室」では,自分にイライラする,というテーマで寄せられた読者の方の悩みに,玉井心理研究室代表の玉井仁が答えております。
心理雑感
女性誌「からだにいいこと」の玉井仁のコーナー,「ラク生き相談室」では,自分にイライラする,というテーマで寄せられた読者の方の悩みに,玉井心理研究室代表の玉井仁が答えております。
感情や感覚が感じられなくなり,自分がよくわからなくなってしまうと大変につらい状態が続きますね。鬼滅の刃のカナヲもそうでしたね。
日本文化の中で言われている肚を練って作っていくことと、ユングが言った個性化とは、かなり共通するところが多いようです。しっかり根を張るんですね。
台風に備えよう、ということを書き始めたら、気が付いたら自然の脅威、人が持つ感情による限界、そして専門家とは何か、ということを書いていました。
弱きを助け、強きをくじく、そんな「勧善懲悪」な物語は日本人に受けますね。そして、感情を抑圧しがちな日々の生活の解放となる、まさに芸能の意義をまっとうしてくれましたね。
安全な枠組みの中で、自由にイメージを表現できると、便秘の人にお通じが来る以上にすっきりするものです。自分の声を聴けるように、イメージを表現してみると楽しいですよ。
ピノッキオの物語を振り返っていると、人の成長の記録、そしてそれは普段の支援とつながる、トラウマ治療を思い起こさせました。西尾和美氏のトラウマ変化の3ステップを簡単に解説します。
人は心を生まれつき持っているのでしょうか?発達という視点から、少し考えてみました。
野田市の虐待事件で、栗原被告の裁判が続いています。事実を認めない被告は、感じることをやめ、自分一人の世界に入っているのでしょう。これは、ナルシシズムの問題と繋がっていると思われます。
ヒステリーという古典的な精神疾患に対する理解を深めておくことは、結構大切です。感情的、ということではなく、感情を心が受け止め切れていないときに、体が支えてくれているのです。