拡大視・縮小視は仕方のない錯視のようなものでしょう。それから自由になるために、失敗の大きさ、成功の大きさを客観的に測定することが必要ですね。「虫の目、鳥の目、魚の目」にも触れてみました。
玉井仁
苦しみのトンネルから出られなくなる 先読みの誤り 考え方のクセ⑨
苦しいとき、一瞬が永遠に感じます。先のことを考えているつもりでも、先のことは考えられなくなり、苦しみのトンネルから出られるなんて想像すらできず、苦しみのトンネルの住人となってしまうのです。
謙虚さも程々に…全ての責任を背負う 自己関連付け 考え方のクセ⑧
罪悪感を全く持てない人であれば、内省する力が全くないに等しく、付き合いにくい人になります。ただ謙虚さも、過ぎたるは猶及ばざるが如し、傲慢となるということでしょうか。
感じたことは正しいのか「感情的理由付け」 考え方のクセ⑦
感じている感情それ自体には、正しい間違っているということはありません。それをそのままにしておければよいのですが、それから何らかの理由付け、理屈をつけていくことで問題がこじれていくのです。
ケアされること ケアすること ラインケアに想うこと
ラインケアを大切に取り組んでもらうために、自分のケアをうまくできるようになって欲しいと思い、そのような練習をしてもらうことがよくあります。ラインケアがうまく機能する時、自分の余裕を作ることに成功しているのです。
音楽による癒しとは
音楽では、メロディーの主旋律と副旋律が合わさる時に、何かが生まれます。合唱が多くの人を魅了してやまないのは、合唱を通してそういった音楽の持つ旋律の紡ぎ合う癒しに、皆さんが触れているからではないでしょうか。
認知行動療法の講座にて
認知行動療法の講座を振り返り、その取組みの流れの概略を整理してみます。支援者を目指す人たちの頑張り、支援者としての終わりなき学び、心の支援を追求していく人たちの輪を広げていきたいものです。
決断することの意味と効果
子供の頃の決断を、幼児決断と呼びます。大人になって、新しい再決断を成し遂げる人もいます。決断を守ることは、守り続けようと意志のもとに、努力が必要となりますね。自分の決断を、考えてみましょう。
礼節は美徳なのか?小説から学ぶ
「礼儀は、美徳ではない。それは用心のこと」そんな五味康祐の『桜を斬る』からの言葉、礼儀について、新しい視点を頂きました。
忘れたくないことを忘れないために何ができるとよいのか そして脱線
注意の集中を一つのことに維持することは日常生活を送る上ではかなり難しく、気合と根性で何とかできる話ではありません。そんな話から、ヴィゴツキーの発達の最近接領域を超えて無意識にまで、話しは脱線していきました。