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ゆっくり少しずつ 足を踏みしめて先に進むことの意味

 明日から新学期、という人は多いでしょう。働いている皆さんにとっては、別に変わらない日常かもしれません。処暑を過ぎ、白露までの半分、季節も変わっていこうとする時期です。

 新しい学期の始まりですが、今年も2/3が終わりました。大丈夫か、無為な時間を過ごしてしまっているのではないか、そんな心配も頭をかすめますが、日々の中でできることを進めることしかできません。いや、本当にそうなのか?

 新しいことを始めるとき、久しぶりのことを再開するときには、普段続けているよりもエネルギーがいりますよね。大玉転がしの時に、動き始めたらスムーズに進むのですが動き始めがぎこちなく、力のバランスが悪くて右に左に動いてしまったり、安定させるまでは丁寧にじっくりと進めることが必要になります。

 新学期、不安に感じたりする人もいるでしょう。その不安な気持ちを聴いてくれる人に話して、学校が怖いところでなかったら一歩踏み出してみましょう。現実的な危険性がないのであれば、考えるほどにお化けの不安が出てくるだけです。頑張ろうと言っているのではありません。目を閉じて、足が前に動く感じを感じてみましょう。

 仕事に行くとき、右足を感じて、左足を感じて、ただ歩いていることを感じようとしていたら「もうここまで来た」ということがあります。右、左、右、左、…、…、右、左、…そんな感じです。足は動き始めたら交互に進みます。

 最初の一歩、二歩、三歩、身体が動きを思い出すまで動きを感じてみましょう。

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玉井心理研究室では、臨床心理士・公認心理師の玉井仁が個人・家族への心理カウンセリング、組織・団体へのメンタルへルス・コンサルタントとしての研修や各種支援を提供しています。

トラウマや過去の経験にまつわる心の傷、頑張り過ぎや諦めから心を開いて人と関わりにくくなってしまうこと、精神的な疾患での苦しみ、対人関係の苦しみなど、様々な方たちや組織と関わらせてもらってきた経験から、支援や情報を提供しています。

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是非ご覧いただき、感心がある方はお気軽にお問い合わせください。

右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

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コメント

  1. もも より:

    学校でも家でもそんな不安な気持ちを吐き出すことができずに
    ふらっと遊びに来てポロっと弱音を吐いていく子がいます
    どんな気持ちでここに来てくれたのかな?と想像すると本当に
    こちらまで苦しくなります‥
    「お化けの不安」確かにそうですね。今度使ってみます。

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