「好きなのか嫌いなのかはっきりしてちょうだいよ」「ちょっとでも(相手を)嫌な気分にさせてしまったらいけないじゃないですか」白黒つけたい考えにとらわれることもあります。そんな自分を理解していくことで、囚われから自由になれます。
認知行動療法
「好きなのか嫌いなのかはっきりしてちょうだいよ」「ちょっとでも(相手を)嫌な気分にさせてしまったらいけないじゃないですか」白黒つけたい考えにとらわれることもあります。そんな自分を理解していくことで、囚われから自由になれます。
認知行動療法の中で、「考え方のクセ」と私が呼ぶものがあります。認知の歪み、という表現もされるようですが…。そんなクセがあるのは自然なこと、クセがないのも少し気になる、そんなクセと仲良くなっていきましょう。
過去に想いを馳せながらそこに留まらず、今を感じ自分の中の広い世界を感じると、未来まで含めたつながりを感じられるのでしょう。
思い通りに自分を守ることができないとき、自然な自己防衛反応が抑え込まれ、未完了状態に陥ってしまいます。「震え」は未完了な体に残っている準備状態を解除する一つの反応です。震えを理解して、トラウマの身体状態への理解を深めてみてください。
我が家の文鳥、ハルの行動を見ていて、生き物について、生きる実感について考えてみました。
ナルシシズムから離れ、ニヒリズムに陥らない。そんなバランスを探す作業には、心理療法が役に立てる領域です。自分のことを見つめながらの生き方も、なかなか味が深まるものです。
被害者意識の中に居場所を見出さず、ナルシシズムを克服し、自分の成長を促す取り組みに至った人たちのすごさに感動しつつ、自分の心の動きを見つめられればを思います。
ナルシシズムについて、シミントン(1993/2007)の知見から検討した過去の論文を振り返ります。「拒絶された対象」が作りだす衝動について、考えてみてはいかがでしょうか。
「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」(平成12年8月)が改めて示されました。その中の4つのケア、その最初のセルフケアについて書いてみました。
どうしても自動化してしまう思考や行動から、人はなかなか自由になれません。そんな国道一号線のような道を離れ、けもの道を切り開き、踏み固め、新しい道を作っていくのです。