心理療法・カウンセリング

WAIS・WISCにはまる

発達検査

 このところ、仕事でどうしても必要になり、改めてWAIS・WISCの勉強を再開しています。

 昔勉強したのですが、随分と取っていません。

 この数年は、仕事の周辺で見なければならないことが多かったので、基本的な見方は改めて見直していましたが、もっとしっかりやらないと…と思って勉強をし直しまくっています。

 WAIS(Wechsler Adult Intelligence Scale)は、現在はWAIS-3が主流ですが、Ⅳも出ているようですね。
 WAISとは、大人の知能検査です。

 WISC(Wechsler Intelligence Scale for Children)とは、子供の知能検査です。

 よく、IQがどれくらい、などという言葉を耳にしたことがある方もいることと思います。このIQを測るものなのです。

かわらないもの

 この季節は、既に少し時期が過ぎましたが、学校などではWISCを希望する子供の親御さんたちが増加します。
 子供の発達が心配で、通常学級のままでいいのか、特別支援学級の方がいいのか、などという悩ましい判断の一つの情報とするのです。

 子供の勉強が今一つ伸びない、子供の落ち着きがない、子供がちょっと変わっている、そんなときに心配になってWISCを希望する親御さんも多くおられます。

 WISCやWAISは、脳の情報の取り入れ方(脳へのインプット)、処理の進み方、そして表現方法(アウトプット)などがどうなっているのかを調べるのです。
 このデータは、脳によって異なりますので、基本的には大きくは変わりません。

 IQが高いのがよい、と多くの人は考えがちですが、そんなものでもありません。
 高くてもギャップが大きい場合には随分と苦労が大きいこともあります。

 変わらないことが明らかになると、その人の脳の特徴を理解し、生きやすい支援方法や工夫が見つかります。
 事務が向いているとか、どう考えても向いていないとか、いろんなキャリアを見通すこともできます。

 人それぞれ性格が違うように、脳の機能にも違いが沢山あります。
 こればかりは、気合根性で何とかなるものでもありません。
 ただ、工夫で随分と生きやすくなるのです。

 例えば、算数が苦手な人が、計算機を使ってよいのであれば問題がなかったり、その特徴が問題にならないこともたくさんあるのですから…。

 そういう私も、この脳の機能の凸凹、発達の凸凹なんて言われたりもしますが、随分と大きい気がしますねぇ。

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右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

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