正義感のトリセツ
先日、6月18日午後には、モラロジー道徳教育財団にて、心がゆるまる心理学教室&カフェ 第3回目が開催されました。
今回の心理学教室では、正義感について話し合いました。
幾つか、取り出して話し合いの中で出てきた一部を共有させていただきます。
正義感っていつから持つ
幼稚園の子供でも持っているよね
大人の正義感と子供の正義感の違い
大人は、相手のことも考えて、単に正しいという主張にとどまらず、お互いの理解を深められるように働きかけようとするよね
正義感につながるルールとか
人によって、自分のルールなどがさまざまで、何が正しいということは言い切れないところが大きいよね
自分が大切にしているルールを、知っておくのは大切かもね
正義感は、感情ともつながるね
その通り
「私があっている」「あなたは間違っている」などの二項対立を作りやすいね
正しい/間違っている、勝ち/負け など
この対立にはまらないように、注意しないといけないですね
正義感 それ自体が不要なの?
もともとは、お互いを尊重する、というだけの関係があったけど、社会的にルールなどが作られていく中で、気が付いたらお互いを尊重するためのルールから、ルールを守らなければならないというように、ルールに縛られていく中で、正義感というのも二項対立的に強化されてきてしまったのかもしれないですね
どのように正義感と付き合ったらよいのかな?
正義感で関係性を冷やさないように、温かさを維持できるような対話を紡ぐ、そのような態度を持てるようになりたいですね
そんなようなことを参加者の皆さんと語り合いながら、ゆったりとした時間を持つことができました。
次回
次回のテーマは、「愛」です。おぉ、すごいテーマを与えられました。
心理学教室の後には、数人の方々と、ほっこりカフェという感じで、フリートークを楽しみました。楽しい時間となりました。
ご参加いただきました皆さん、そしてこれを読んで頂いた皆さん、ありがとうございました。
玉井心理研究室が提供する心理支援
玉井心理研究室では,認知行動療法やイメージワークを用いて,トラウマから精神疾患,対人関係など広く心理療法を提供しております。
また,個人のみならず,組織における人事・メンタルヘルスコンサルタントとしてもお手伝いをしております。