ベトナムの哲学者,チャン・デュク・タオによる本,「言語と意識の起源」,後半の精神分析の中のエディプス・コンプレックスの検討が面白かったです。
ユング
ベック博士の訃報に接して
認知行動療法の創始者であったアーロン・ベック博士が100歳で亡くなられました。ご冥福を心より祈るとともに,彼が切り開いた世界が,さらに広がっていくことも目指して進めていきたいと思います。
ユング自伝2
精神科医で深層心理学者でもあったユングによる自伝,その中の「晩年の思想」は,とても深く趣のあるものでした。「本当に心の奥深く内から響き合ったものを信じ進みなさい」
かまきりの讃歌 続き
『かまきりの讃歌』(ローレンス・ヴァン・デル・ポスト著 思索社)は,文明化に飲み込まれずに,自らの存在を生き抜いた一人のブッシュマンとの邂逅を描いたお話です。人の生きざま,人が生きるとはないかについて,一部抜粋から感じてもらえればと思います。
かまきりの讃歌
今回は,『かまきりの讃歌』という本について,少し紹介します。これは,この一年沢山の専門書も一般書も,乱読気味に読んでいる私にとって,心の琴線に触れるところが多かったからです。 『かまきりの讃歌』(思索社,昭和62年)は […]
心身二元論 ユングへの繋がり
湯浅泰雄「身体の宇宙論」から、心身二元論について理解が深まったので、豆知識の共有です。西洋と東洋の人の心の違いについても関係していくと思われます。人は、やはり何か超越したものを求めるようですね。
サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ氏
ハラリ氏が先日テレビに出ていて、「対話を続けること」について触れていたので、書かせていただきました。人は、物語を生きていますから、楽しい物語にしたいですね。
肚を作る=個性化
日本文化の中で言われている肚を練って作っていくことと、ユングが言った個性化とは、かなり共通するところが多いようです。しっかり根を張るんですね。
結婚の深層 対決の先にあるものを目指して
人が自己実現を目指すために、結婚の中で対決を重ねて歩みを進める、自分の性と向き合って進める、そんなことについて深く問いかけてきています。
結婚の深層
ユング研究所の所長まで務めた人、グッゲンビュール-クレイグの著書『結婚の深層』を読み始めています。「幸せな結婚」とは何か、結婚が偽善的で拘束的で破壊的な制度なのか、心を揺さぶられそうです。