認知行動療法

ベック博士の訃報に接して

Dr. Aron T. Beck

 認知行動療法という,考え方と行動のバランスを取る練習を含め,極端な部分によって自分を苦しくしてしまうことを減らそうとする心理療法のアプローチがあります。
 かつて,心理療法の世界は精神分析などによって切り開かれてきました。

 そして,そのアプローチだけではどうもうまくいかないところもある,ということで認知行動療法も発展してきたのです。

 その認知行動療法を創始したアーロンベック博士が,100歳で亡くなられたという訃報が届きました。

 認知行動療法は,世界で多くの研究者や実践家を育て,発展し続けています。

 私も,その研究・及び実践者の一人として,悲しみと共に改めてその取り組みを少しでも引継ぎ,先に進めたいと考えています。

 玉井心理研究室では、心理療法・心理カウンセリングの提供をしています。また、個人のみならず、組織や会社団体などにおける心理支援も行っております。
 現在は、Zoomやスカイプ、電話による相談も強化しております。