心理療法・カウンセリング

決断して,行動する

仲間のシルエット

11/13 グループ・カウンセリング

 表記日時,予定通り玉井心理研究室ではグループ・カウンセリングをオンラインで行いました。

 参加者の皆さん,それぞれの想い,悩み,現状など共有しつつ,一緒に話し合い,振り返りも進めていきました。

行動と決断

 決断したけれども,行動には至っていないこと。
 決断していないのに,行動してしまっていること。
 決断して,行動したけれども失敗したと思っていること。
 大枠だけ決めて,後はその場の流れで行動したこと。
 細かく決めて,その通りにならずに気持ちが揺さぶられたこと。

 行動と決断には,いろんな関係がありますね。

 決めたいけれども,考えれば決められなくなってしまう。
 決めることが不安で怖い。
 失敗が怖い。

 人は,失敗からしか学ばないよ。失敗を生かせばよいのだ。

 皆の意見,いろいろな取り組みの言葉が出てきています。
 そんな中,それぞれに自分の振り返りが進みます。

物事を決めて,進める

 物事を決める基準とは何なのか,それも大切なことです。
 まずは,本当に大切にしたいこと,自分がなりたい姿をイメージしてみましょう。

 そして,そのイメージに向けて,具体的にどのような行動が積み重ねられていければ良いのか,丁寧にステップを考えてみましょう。

 途中で,うまくいかないこともあるかもしれませんから,あまり予定をぎゅうぎゅうにしないほうが良いのです。

 そして,うまくいかないときには,計画が悪かったというところまで戻らずに,取り組みのステップが大きすぎたのであれば,もう少し取り組みを小さく進めてみましょう。
 うまくいかないことも,振り返りのきっかけになりますから,そのこと自体は残念なことではありますが,否定することとは違いますから,そのことを踏まえて次に進めていきましょう。

 大切にしたいことがあるときに,その途中では思い通りにいかないことを乗り越えないといけないこともあります。
 その思い通りにいかないことも,自分が受け止められる範囲にとどめられていることか,軽い失敗から気が付くこともできるでしょう。

 さて,いつから,どれだけのペースで取り組みを進めましょうか。
 取り組みを応援してくれる人,いるといいですよ。

 決めたら,実行に進めましょう。

 玉井心理研究室では、心理療法・心理カウンセリングの提供をしています。また、個人のみならず、組織や会社団体などにおける心理支援も行っております。
 現在は、Zoomやスカイプ、電話による相談も強化しております。