呼吸
今皆さんがしている呼吸を、どれぐらい感じているでしょうか。
今は、これを読んでいただいているのですから、意識していないでしょう。
意識せずとも、自然に体が新しい息を求め、そして古い空気を出していく、繰り返されています。
それを意識してみましょう。
考えるのではなく、感じるのです。
息が入ってきます、体が少し膨らむ感じがするかもしれません、息を吸うというよりも空っぽになったところに入ってくるのです。
空気が体のすみずみまで運ばれていき、体にエネルギーを運んでいるのです。
息を吐きたくなっている、体を感じるでしょう。そして息が出ていきます。
入ったときよりも、体の中を巡っていたので、少し暖かくなっていることを感じるかもしれません。
息が出ていくと、また体が、新しい息を求めているのを感じ、息が入ってくるでしょう。
これは、考えることではなく、感じていくこと、感じていることを観察していくのです。
観察は、思考ではありません。
生きている
どうやら、人がどう考えようが、体の37兆個超の細胞は一つ一つ生きており、それらは自らの役割を持ち生き残ろうとしています。
「生きないといけない」などと考えるまでもなく、自分の中で「生きている」ものを感じること、そしてそれが自分自身であることを確認することは、色々と実感を伴って感じることが多いでしょう。
生々しく生きている、それに触れることは、強烈な体験です。
わざわざリストカットなどしなくても、自らを切り開いて血を見なくても、それに触れることができるのです。
感じる力、感じることに耐える力をより養っていきたいですね。
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