マインドフルネス

呼吸を感じる 生命に触れる

呼吸

 今皆さんがしている呼吸を、どれぐらい感じているでしょうか。
 今は、これを読んでいただいているのですから、意識していないでしょう。

 意識せずとも、自然に体が新しい息を求め、そして古い空気を出していく、繰り返されています。

 それを意識してみましょう。
 考えるのではなく、感じるのです。

 息が入ってきます、体が少し膨らむ感じがするかもしれません、息を吸うというよりも空っぽになったところに入ってくるのです。

 空気が体のすみずみまで運ばれていき、体にエネルギーを運んでいるのです。

 息を吐きたくなっている、体を感じるでしょう。そして息が出ていきます。

 入ったときよりも、体の中を巡っていたので、少し暖かくなっていることを感じるかもしれません。

 息が出ていくと、また体が、新しい息を求めているのを感じ、息が入ってくるでしょう。

 これは、考えることではなく、感じていくこと、感じていることを観察していくのです。
 観察は、思考ではありません。

生きている

 どうやら、人がどう考えようが、体の37兆個超の細胞は一つ一つ生きており、それらは自らの役割を持ち生き残ろうとしています。

 「生きないといけない」などと考えるまでもなく、自分の中で「生きている」ものを感じること、そしてそれが自分自身であることを確認することは、色々と実感を伴って感じることが多いでしょう。

 生々しく生きている、それに触れることは、強烈な体験です。
 わざわざリストカットなどしなくても、自らを切り開いて血を見なくても、それに触れることができるのです。

 感じる力、感じることに耐える力をより養っていきたいですね。

 玉井心理研究室では、心理療法・心理カウンセリングの提供をしています。また、個人のみならず、組織や会社団体などにおける心理支援も行っております。
 現在は、Zoomやスカイプ、電話による相談も強化しております。

 玉井心理研究室のメインホームページや、更新している本ブログでもいろいろな情報を発信していますので、ご覧頂ければ嬉しいです。
 気に入った情報や文章などがありましたら、当研究室のブログからとして広げていただけたらありがたいです。

心が楽になり、前向きな人生を送るためのカウンセリング

カウンセリングや心理療法に行く、そこに何かハードルを感じて「占い」に足を運ぶ人もいます。

私たち心理士が行う支援はどのようなものか、皆さんに分かってもらえる努力が足りないのでしょう。

ある団体で、職員全員とお会いする機会があるときに、問題があるとかないとかに関わらず、自分の性格とストレス時の心の動きについて話し合うことがあります。気持ちを調整するための”心の筋肉”を鍛える方法を共有するためです。

ある方はおっしゃってくださいました。

「何回も相談に来ました。決して安くはなかったけど、人生が変わったので、大学に行くよりはるかに良かった」

少しはお世辞もあったかもしれないけれども、本当にその方の生き方が変わっていくのを目の前で見させて頂き、私の心も震えるぐらい感動しました。

私たちは、一生懸命にクライエントさん(面談に来られた方)の話の全てに耳を傾け、ひたすら聴き、何がおこっていて、どうすればよいのかを一緒に考えます。

ただただ、皆さんの心を整えるために、ベストを尽くそうと学び続けています。

こんなことでも良いのかな、という場合には、お問い合わせフォームからご相談ください。

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