プロフェッショナル
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」は,時々見る好きな番組の一つです。
先日見た回の,「笑いの鬼は、笑えない〜お笑い養成所講師・本多正識〜」を見ていて,お笑いと心理療法の繋がりを見つけました。
その番組の中で,本田さんは漫才のボケが「いかに狂うまでキレられるか」,そしてツッコミが「そのボケを拾って現実に戻してあげられるか」と語ります。
心理療法では,クライエントさんが苦しくて「訳が分からない状態になり,どうしてよいのかわからない世界に行っている」のであり,それを心理士が「その状況を理解しつつ現実の着地点を見出してガイドする」のです。
お笑いのように進むわけではありませんが,様々な本気の取り組みは,型をしっかり見極めていくと,似ているものも多いのだろうと思います。
実際に,心理療法がうまく進んで一定の時間がたったところでは,相談室にユーモアが降りてきていることが多いのです。
苦しいことだから,それを笑えるようになると,すごい力がついてくるのです。
テレビを見ながら,話していたことに少し付け加えて,そのまま書いてしまいました。
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