対人関係・境界線

体調に注意 心と体のクッションを大切に

大道芸人

外出自粛で運動不足

 この、新型コロナウィルスの騒動で、すっかり運動不足です。
 剣道の道場でも、軒並み稽古停止。場所が借りられない。

 すっかり体がなまり、普段通りの食生活ではおなかが減りません。
 食事を一日2回に減らしている人もおられますね。

 先週末から、家の周りを走ることにしました。
 ゆっくりと走る。それでも体の動かしていなかった部分が動き始めるのを実感します。
 おなかが減りました。これも、体が動くこと、健康に感謝です。

刺激からのクッション

 調子が悪いと、気持ちの余裕がなくなりますよね。
 体調も、心の調子も、連動しています。

 余裕がなくなると、テレビの音でさえ苦痛になったり、イラっとしてしまったり、様々なニュースに過敏に反応する自分がいる、という話をいつも耳にします。
 私自身でも、実証済みです(笑)。

 クッションが弱ると、反発して柔軟性がなくなります。

 心も体も同様です。
 例えば、苛立ちをまき散らしている人がいたとき、「大変なんだなぁ」と思えるには、クッションが必要です。
 クッションがないと、「イライラをまき散らすなよ」と自分もいらだちに囚われてしまったり、「どうすればいいんだ」と考えなくてもよいことに囚われて不安になったり、「私のせいなのかな」と変な罪悪感にします。

 心のクッションは必要ですよね。

 クッションは柔らかく、人との緩衝材です。

 クッションがもともと少ない人もいれば、持ちにくい人もいるのは事実です。それでも、そのことを理解して、自分の反応をちょっと見られるようになりたいですね。

 北海道に作られた精神障碍者のための施設、「べてるの家」は、そんなことをたくさん教えてくれます。
 沢山の問題もあるのでしょうが、ユーモアがクッションになっています。
 以前の幻覚妄想大会で、優勝したのは病気と言われている人ではなくて、医療従事者だった、というのも笑いました。

 4/12には、無料心理相談会 4/12 13:00 by Zoomも行います。

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右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

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