インナーチャイルド

過去の学びが身体の中に眠る インナーチャイルドの一側面

ナショナルトラストなど ボランティア

最近,英語の勉強をしているときに,18歳の自分のことが自然と浮かび上がる。

それは,18歳の時に一番英語に触れて,しゃべっていたからかもしれない。

イギリスに留学したものの,夏休みに時間ができ,お金はなくてボランティアでナショナルトラストなどのボランティア活動で転々地方を回っていた。

ボランティア精神が強かったのではなく,それが,私の当時の英語学校に行く代わりの行動であった。

日本人が全くいない中で,最初はよくわからないけど,次第に英語に慣れていったと思う。

地方のお城の修復や,沼地の整備,障碍者のサポートなど,本当に様々な取り組みに参加した。

1つのボランティアプログラムは,一週間続くものがほとんどであった。一週間の間,イギリスの各地から,時々はヨーロッパからくる他のボランティアの人たちと一緒に,決められた作業に取り組んだ。

学生さんなどの若い人から,年配のリタイアされた人まで,幅広かった。

少なくとも,一週間は住むところと食事がタダで与えられた。そして,中一日の休みもあった気がする。そんな時間も,皆での活動があり,楽しかった。ウィンドサーフィンに連れていって貰ったこともある。

約2か月程,その様なボランティアを転々として,一週間が終わると次に申し込んだプログラムのために電車などで移動した。次のプログラムまでの1日隙間があると,観光もしたが,泊るところがなくて公園で寝ていたりした。

夜,一人で寝ていたつもりが,朝になったら雑魚寝の勢いで沢山の人たちが周りに寝ていた時にはびっくりした。

18歳のインナーチャイルド

そんな18歳の夏を思い出すのか,英語の勉強をしているときに,自分が18歳になったつもりで取り組むと,なんか英語をより近く感じる気がする。

18歳のインナーチャイルドが呼び出されているようにも感じる。

最近は,英語の勉強をする前に,意識的に18歳の自分であるような感覚を湧き上がらせるようにしている。

18歳の時の体験が,18歳のインナーチャイルドの内に内包されていると考え,それがその他の年代とも自由に混じり合うようになると,その感覚は自分の中によりしっかりと定着するのかもしれない。

過去にできたことが今できないことについて

過去にできたことが,今はできなくなってしまっていることがある。

昔は,ブリッジのような態勢で寝っ転がった状態から,飛び上がって立ち上がることができた。

過去にできたことをまたできるようにするために,過去の自分をよみがえらせることが役立つことがある気がする。

催眠で,その時代のインナーチャイルドを呼び出すことも出来る気もする。

そして,その過去の時代のインナーチャイルドが,今,そして未来と繋がりを強くしていくことで,つまりその当時の感覚も今の感覚の一つとして感じられるぐらいになじむことで,自分が培ってきた経験を今により十全に生かす,ということも出来るのではないかと考えている。

今,自分で実験が進んでいるところである。

臨床場面では,そこまでしっかりとは確立していないが,その様な視点を視野に入れた話し合いはあり,その感触は悪くない。

インナーチャイルド,しっかりと学術的なものとして取り上げようと整理を進めているところです。
どうも,なんとなくの理解のままで,怪しく進める人が多いから…

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 ネガティブに感じやすい7つの感情を理解する,そしてうまく付き合う,そんなことを丁寧に紐解いて解説したものです。また,ご案内しますね。
 皆さんと,本を通していろいろと考えて頂き,様々なコメントを頂ければ嬉しいです。

 

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 玉井心理研究室では、心理療法・心理カウンセリングの提供をしています。また、個人のみならず、組織や会社団体などにおける心理支援も行っております。
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