リリーのすべて(The Danish Girl)
学会で,ジェンダーとセクシャリティーに関する研修を受けました。
そこで紹介されていたものの一つ,映画「リリーのすべて」(The Danish Girl)を改めて認識しました。
世界で初めて男性から女性へと性別適合手術を受けた人,リリー・エルベを主人公としたものです。
LGBT,LGBTQ,LGBTQ+,その中で様々な性志向,性自認があること,それがどのように世界的に認められてきたのか,何が現在も議論になり続けているのか,まだまだその本の一部でしょうけれども,触れることができて有益でした。
人がどのように,自分のアイデンティティを獲得していくのか,その揺らぎがどのような枠の中で生じやすいのか,そのような事例の蓄積は大切ですね。
知識は強さにつながる
わからないことは,わからないと言えること。
わからないことを,自分がわかっていることを使ってわかった顔をしてしまうこと。
前者のように,わからないという状態に留まるためには,何がわかっていて,何がわかっていないのかをはっきりと知ることで,その立場を安定的に持てるようになります。
これは,知識を求め続けること,それを実際に当てはめて感が続けること,そのような終わりない取り組みから生まれる強さですね。
現在,博士論文執筆中で,ブログに手が回っていません。
時折,更新しますのでよろしくお願いします。
本当は,前回のブログで,今まで書いてきた本の紹介を整理できれば,と言っていました。
それとは別に,もう一つ書きたいこともあるのですが…。
玉井心理研究室では、心理療法・心理カウンセリングの提供をしています。また、個人のみならず、組織や会社団体などにおける心理支援も行っております。
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