スーパーマーケットから見るその地域
私、玉井は地方に行ったとき、スーパーマーケットをのぞくのが好きです。
スーパーには、その地域の人が何を求めているのか、自分の住んでいるところには売っていないものがあったり、楽しい発見で一杯です。
昨日に引き続き、陸前高田の話ですが、アバッセにあるスーパーで、私がまず見たいのは鮮魚コーナー。まず、おいてある魚が違います。
マンボウなんて、私の住んでいるところで売っていない!
開きはトビウオだし!
お約束のホヤも売っている。買って食べてみたいけど、料理できないからあきらめる。
あ、これあまり見たことない、と思って裏を見ると、龍野(兵庫)産だったりしてがっかりもしつつ、日本の運輸業のネットワークの凄さも感じつつ…。
そういえば、地元の新聞、地元のラジオ、それぞれ味があっていいですね。
新聞は配信ニュースが多かったので、特別な地域の情報というよりも、頑張っている感じがあってよかった、ということですけど。
人は、どのような場所でも頑張っています。
もう一度、防潮堤に向かう
ホテルで朝食をとっていると、少し時間に隙間があることに気づき、昨日に引き続き、朝はホテルの自転車を借りて、防潮堤に出かけることにしました。
自転車は、快適です。
昨日、ひたすら歩いたところをスーッと進みます。
運動公園を抜け、昨日は工事現場の隙間から防潮堤に上ってしまっていたことがよくわかり(工事をしていたから…)、その先の道の駅と、その奥に作られた献花台に向かいます。
ロープが張ってあり、これはまだ出入り禁止なのか、と思い気にせず進むと、「9時からですよ」と声を掛けられ、事情を話すと「まぁいいよ」と少し渋い顔で許してくれます。
防潮堤に向かう一本道、手前に献花台、そこを通り過ぎ、防潮堤の上まで行き、そこにも献花台。
朝の光の中だからか、昨日ほどの、重さは感じない。ただ、存在感がすごい。
それは、背負うものの存在なのか…。
気軽なものではないが、背負い続けるものを重く感じてはやっていけない。
しっかりと、丁寧に背負っていくものなのかもしれない。
生きていくことについて、いろいろと考えさせられる時間でした。
是非、また来たいと思います。
次は、子供たちにも見せてあげたい。何を感じるのだろう。