時は来る
蝉が地面から出てくる時は、不思議なようですが決まっているようです。
地中にいる時間の長さは、種類によってさまざまで、定められた時を地中で待ちます。
その間、地中で体を維持しますが、冬虫夏草になってしまうものもいるようです。
これも、蝉という生き物の特質をとらえた、別の生き物との折り合いというか、共存なのでしょう。
人はどのように変化するのか、その時はどの様に訪れるのか、その時が来るまでに何をしていれば良いのか、
いろいろと考える人は多いでしょう。
できることをする
今、できることを丁寧に続け、積み重ねていくこと。
それが、自分の理想とするところまではいっていないとしても、できたことを拾っていきたいですね。
どうせできない、と考えてできることもしないで待っていても、時が満ちません。
できることをやっていても、思い通りにならなかったときに、やっぱり駄目だと積み上げたものを壊してしまっても、時は遠のきます。
せっかくの取り組みも、意味がないことをしていると意味づけて空転させると、
時から嫌われます。
丁寧に、勇気をもって進むのです。
ときに、できることが泣くことであったりします。
できることが休むことであったりします。
じっくりと、決して楽ではなくてもその時間を丁寧に進めることで、
時が近づいてきます。
このタイミングで、という狙ったタイミングでは、時はなかなか来てくれないものです。
それでも、時をちゃんと待ち、その時を見ることができるようになると、適切なタイミングで時が来ていることに気が付きます。
時は、誰にも訪れるのです。
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