心が鎮まるとき
皆さんは、どのようなときに、「リラックスしているなぁ」と感じるでしょうか。
書きながらふと思い出しました。随分と前ですが、仕事で余裕がなく、瞑想も集中できず、他にもいろいろと取り組みはしていても心が解放されていないことを感じている時期がありました。
そんなとき、どうしようもなく川を見たくなり、車を走らせて川を見に行きました。ちょっと田舎の、土手に囲まれたゆったりとした流れを眺めていると、なぜか涙があふれ、しばらくすると、心が戻ってきていることに気づきました。
お酒を飲むと気持ちが楽になる、親しい人に話を聞いてもらう、趣味に集中しているとき、体を動かした後、人によって様々なことでしょう。
心が温まる、深く自分に対して開いている、そんな感覚は、なかなか意識しないと身につかないものです。
多くの人が、何らかの苦しみと出会い、それを乗り越える過程で出会うことが多いとおっしゃいます。
リラクセーションは技術
楽である、という感覚を持つことは難しい、という人は少なくありません。
先ほど述べたように、苦しみを乗り越える際に心の深いところとの対話を心理療法を通して進めるとき、リラクセーションの練習をしてもらうことがあります。
しっかりと取り組むためには、自分の生活の中にしっかりとその練習を取り入れることが必要になります。病院に入院でもしていれば、それは容易なのですが、今までと変わらず、ではなくて2週間ほど試してみる、ということで効果が見えてくる人も多いです。
関心がある方には、少し前の本となりますが、イメージの治癒力(M.ロスマン著)を見ていただいてもよいでしょう。
当研究室をご利用いただいている方で、そのような技術に取り組むことに関心がある方には、その音声データもお渡ししております。
長年の自分との付き合い方を見直したい方、衝動を抑制する力を持ちたい方、自分のことをもう少し好きになれたらと思う方は、そんな取り組みに入られることも一つの選択肢となるかもしれませんね。
玉井心理研究室では、心理療法・心理カウンセリングの提供をしています。
現在は、新型コロナウィルスの拡散防止も念頭に、産業領域への支援、オンライン相談や電話による相談も強化しております。
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