物理的な「痛み」と心理的な「痛み」
けがをしたとき、「いたぁーーーっ!」ってなりますよね。
けがをしている人を見て、自分も傷んでいるかのように顔をしかめている人もいますね。
実際に、脳では実際にけがをした人も、けがを見て心が痛んでいる人も、脳の同じ部分が働いているのです。
つまり、心の痛みは実際の痛みと同じなのです。
痛みを感じること-共感
人が痛んでいることを感じて自分の心も痛み、その心の痛みを相手と共有し、一緒に慰め合うことで、痛みが和らぐという体験を持つ人もおられるでしょう。
共感です。同じ体験はできないとは言いますが、同じ痛みを感じてはいるのでしょう。
痛みを感じないこと-ナルシシズム
人の痛みを感じない人もいます。
サイコパスという言葉を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
サイコパスの人たちは、痛みを理解はしても感じません。
ナルシストの人も同様ですね。
働いているとき、心で感じるスイッチを切っている人は沢山います。
いろんなことを、時には自分の意に反することをしなければならないとき、心のスイッチを入れたままだと辛すぎますから…。
いつも心を全開にするのは難しいものです。多くの場合、心が壊れます。
ただ、そのような訓練はあり、それにチャレンジしている人たちはいます。
無理なく、痛みを感じる体験を重ねて、痛みから離れて回復する体験を重ねたいですね。
ストレスにも強くなります。
ストレスに長くさらされ過ぎて、感じなくなる人もいます。
心が休まる人と過ごし、そんな時間を大切にしたいですね。
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