マインドフルネス

マインドフルネスのワークショップを振り返ってみた

霧の中

過去のマインドフルネスのワークショップから

 数日前のブログで、マインドフルネスについて少し触れました。
それを機に、少し過去に行った講座の覚書を読み直してみました。

 それは2日間の認知行動療法の講座であり、1日目は、随伴性(その事柄が生じやすい状況)を考慮しながら今の自分の考えや行動のクセを探す、そしてそのクセとどのように付き合っていくのか、そんなワークを行いました。

 2日目は、一日かけてマインドフルネスのワークを行いました。その2日目のことを少し振返ります。

今への気づき

 まず、私たちがどのように呼吸しているのかに気付くことから始めました。呼吸をただ感じたのです。空気が鼻から入ってくる感覚、そして胸やお腹が膨らむ感覚、空気が肺に満たされていく感覚など。
 人によっては酸素が身体の隅々にまで運ばれていく感覚、空気がゆっくりと身体から出て行く感覚、そしてその空気は入ってきた時よりも少し温かくなっていること等まで感じる人もいます。

 足を数分かけて1㎝だけ動かす、ということも体験してみました。足を動かすのにどれだけの筋肉が緊張するのか、足の筋肉だけでなく、ふくらはぎや腰、お腹や背中の筋肉まで関わっていることを感じてもらいました。それらの作業を通して、感じたことを共有しました。

手放す

 皆さんが抱えている問題のリストを作成してもらいました。
その後、いろいろなものを「手放していくワーク」も行いました。
 手放してもいい物、関係、所属、人、その他ありとあらゆるもの、そして手放したくないもののリストを同様に作りました。そして、その手放したくないものを手放していくワークを簡単に行ってみました。

 人によっては、想像するのも嫌だったりもしたようですが、その中で自分にとって何が大切なのかがはっきり分かったとか、如何に必要ない物や事柄にこだわっていたのか、といった感想も聞かれました。
 その時には、最初に作った問題リストが随分とたいしたではないように感じられるようになった、という方も多くおられました。

今日は一旦ここまでにして、明日に続けたいと思います。
ホームページ、過去のブログもご確認ください。

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玉井心理研究室では、臨床心理士・公認心理師の玉井仁が個人・家族への心理カウンセリング、組織・団体へのメンタルへルス・コンサルタントとしての研修や各種支援を提供しています。

トラウマや過去の経験にまつわる心の傷、頑張り過ぎや諦めから心を開いて人と関わりにくくなってしまうこと、精神的な疾患での苦しみ、対人関係の苦しみなど、様々な方たちや組織と関わらせてもらってきた経験から、支援や情報を提供しています。

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右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

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