「あの人は私のことを〇〇って思っているに違いない」「失敗した。みんな私のことを“ダメなヤツ”って思っているよな」「ラインが既読スルー、やっぱり嫌われたか」
かつてのソビエトでは、超能力を発揮する人を集めてその訓練をしていたとか云々…。
人の考えを読む、これもやはり超能力では…。かつて、この「心の読みすぎ」別の言い方では「読心術」に励んでいる人に、「エスパーになりたいの?」と質問したことがある。失礼な話ですねぇ(笑)。
しかし、エスパーならば現実・事実を土台にしないとね。ものが動いたつもり、ではダメだから、ものを実際に動かさないと。事実が確認できるまで、保留にしておくことが難しいらしい。結果として、〇○に違いないと考えて、そんな気持ちになって、苦しくなって、その思い込みはますます強くなり、離れられなくなって落ち込んだり怒ったり…。
このクセは、本当に苦しく眠れぬ夜をたぐり寄せる。このクセなんてないほうがよいのだろうか、と聞くと、「いりません。が…、いいのかな」という答え。この読心術、もし全くなければ人の気持ちを気にしない人になってしまい、それは嫌な人になるのでは…。そうなんです。人の気持ちを想像する能力は、社会行動を進めるに際してとても重要な役目を果たしているのです。
想像が止まらない時には、現実的な可能性を検討するのです。脳を使うのであれば、有益に使えるようになりたいですよね。
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