衝撃に耐えながら、規律を維持し続けることの大変さ、その努力を日々払って訓練している隊員の皆さんの取組みに、自然に頭が下がりました。想像ではなく少しでもリアルな体験をしたい、そんな体験記です。
トラウマ
感覚⑤ 震え
思い通りに自分を守ることができないとき、自然な自己防衛反応が抑え込まれ、未完了状態に陥ってしまいます。「震え」は未完了な体に残っている準備状態を解除する一つの反応です。震えを理解して、トラウマの身体状態への理解を深めてみてください。
感覚④ 痛み
痛み、これは不快な感情です。それを感じながら、適切な処置を施しながらも耐える、そんな怒りとの付き合い方を見出してみませんか。心の痛みも、同じなのです。
感覚③ 呼吸
呼吸は無意識に行っているものですが、意識的にも制御できるものです。呼吸を維持することは生命維持に必須ですから、窒息感などを丁寧に見つめることは難しいことですが、ストレス関連の場合には、その感覚を丁寧に見る、耐えることも大切になってきます。
感覚② 内臓感覚
内臓、感情の生まれるところです。この感覚が自分の感情状態を作っていく、と言ってもよいのでしょう。そんな感覚を観察できるようになることで、自分の状態を把握できるようにしたいものです。
感覚① 心拍
身体感覚を確かめていきます。その一回目は、循環器系の感覚、心拍や血流です。ドキドキする時、それは「○○だ」という評価をしてしまいがちですが、その感覚をただ感じる、そんな練習です。
身体感覚に注目する。感情、思考と区別することの大切さ。
近年のトラウマ治療は、目を見張る発展がある。その中では、身体感覚に着目したアプローチが神経生理学の発展と合わせて広がっている。そんな、身体感覚について、考えるきっかけになればと思います。
トラウマへの神経生理学的アプローチ ポリヴェーガル理論
トラウマへのアプローチは、ポリヴェーガル理論などに代表されるように、神経生理科学の発展と共に刻々と変化してきている。ボトムアップ的な身体感覚へのアプローチですね!
和太鼓とトラウマの癒し
和太鼓の演奏を聴きながら、マインドフルネスのワークを体験しているような感覚。
ヴァン・デア・コークの指摘したトラウマへの効果を思いだした。