ザンクト・ギルゲンへ!
ザルツブルク中央駅に戻り、ザルツカンマーグート地方に行くバスに乗ります。30分もするとあちこちに湖が見えてきて、可愛い街がある度に、その停留所でバスが停まります。どの街も、ため息が出るほどの美しさ!
今回宿泊するのは、ザンクト・ヴォルフガンク湖のほとりの、ザンクト・ギルゲンという街です。
モーツァルトの母親が生まれた街として有名ですが、歩いて一周できてしまうほどの小さな街です。
標高は割と高く、グネグネとした道を上ったところで到着。
バス停から見下ろしたところに湖が広がっており、向こう岸には明峰ツークシュッピッツェが!
バルコニーに色とりどりの花が咲く家の間の小道を通って、予約したペンション、シャーンターナーへ。
風景に溶け込んだ、木組みのかわいい建物です。それぞれの部屋にチェックイン、休む間もなく散策です!
ロープウェイで登山・・・からの、湖上ボート
この辺りは山岳地帯でもあり、先ほど登場したツークシュピッツェには、隣り町のザンクト・ヴォルフガンクから登山列車で登れるのですが、ここザンクト・ギルゲンにはツヴェルファーホルンという山があり、ロープウェイで登ることができます。
旅の体験談を見ると、とても評価が高く、山頂からの景色を眺めながら休憩できるカフェもあるとか…。
すでに朝から長旅でしたが、「今行かずにいつ行く!」との義父の言葉に励まされて、ロープウェイ乗り場に向かいました。
が…。「強風のため、閉鎖中」との張り紙が…。この日は一日良いお天気だったのですが、山の上は違ったのでしょうか…残念。
気を取り直して、湖に向かいます。
湖では、少し緑がかった水に周りの山々が映え、湖岸にも花が飾られており、白鳥が優雅に泳いでいます。
子供たちは白鳥に寄って行き、餌の代わりに落ちていた花びらをあげたりして遊んでいます。
昔、同じ湖沿いの隣町、ザンクト・ヴォルフガンクでボートに乗り、とても楽しかった思い出があります。
ここザンクト・ギルゲンでもボートに乗れるかな?と思って探してみたら、ありました!
1艘のボートに乗れるのは5人まで、とのことだったので、3艘借りて乗り込みます。
昔はオールでこぎましたが、今回はエンジン付きなので、ハンドル操作のみです。30分間自由に湖の上を、子供たちと運転を交代しながらボートで進みます。きれいな景色にきれいな空気を、湖の上から満喫しました!!
山間の小さな街での、静かな夜・・・
湖から上がったらまた少し散策して早めの夕食を済ませ、ホテルに帰ってそれぞれ自由に過ごしました。
この辺りは標高も高く空気もきれいなので、見事な星空が望めます。子供たちが自分たちで考えた劇を鑑賞しながら、のんびりと静かで素敵な夜はふけていきました。
静かな夜を思い出し、クリスマスだなぁと思います。
皆さんに喜びが届けられますように。
玉井心理研究室のメインホームページ、ブログもご覧いただければうれしいです。