インナーチャイルド

インナーチャイルドのワークを終えて 10/28夜

無事に終わり感謝

昨晩は、インナーチャイルドのミニワークショップを終えることができました。参加された方は、4名でしたが初めてお会いする方々もおられ、新しい出会いがあったことを嬉しく感じました。

実は、始まる前には少しドキドキしていました。今日はどんな人が来るのかな、ちゃんとお役に立てればいいのだけど…。でも、準備はしたし、経験も十分あるし、やることをやろうと思っていました。

実際に始まったところで、当初予定しておられた2名の方の欠席が分かりましたが、そんなことよりも目の前の人たちのことが気になる。

生育過程と今現在の様々な課題の繋がり

私がこの春に出させて頂いた本、『自分がもっと好きになるノート』(日本能率協会マネジメントセンター)でも書いていますが、私たちは年齢によって様々なことを学習します。言い換えると、その年齢で適切な学習ができないことは、何らかの影響を持つことになります。

例えば、生まれたばかりの赤ちゃんは、この世に誕生して歓迎される体験を求めています。実際に、赤ちゃんの存在感は素晴らしいものがあります。養育者に余裕がなく、適切にお世話を提供できないと、赤ちゃんは次第に泣いて様々な欲求を表現することをやめていきます。そして、人との繋がりを安定的に感じる土台となる経験を積み重ねることができなくなっていきます。

その後、ハイハイしていく時期、幼稚園の時期、その後の時期など、様々な経験を重ね、感情や行動のバランスを身に付けていくのです。

そんな話をしながら、それぞれに振り返ってもらったり、お互いに共有しあってもらったり、そしてそれぞれの取組みへのコメントを少しずつ重ねながら、今現在の生きづらさとの関係を整理してもらいました。

感じること

インナーチャイルドの取組みは、考えるのではなく感じる作業です。ただ、その取り組みの様々なところに落とし穴があるので、その落し穴をちゃんとよけられるように知識を持ち、準備をしてもらうのです。

理屈では私たちは変われませんが、理性は重要なリソースなのです。

インナーチャイルドについて、このブログでもぽつぽつ書いてきていますし、ホームページでも色々な情報を発信していますので、是非、ご覧ください。

明日は、参加された方からのメッセージをお許しいただいた範囲で紹介しつつ、少し解説したいと思います。

玉井心理研究室ホームページをご覧ください

玉井心理研究室では、臨床心理士・公認心理師の玉井仁が個人・家族への心理カウンセリング、組織・団体へのメンタルへルス・コンサルタントとしての研修や各種支援を提供しています。

トラウマや過去の経験にまつわる心の傷、頑張り過ぎや諦めから心を開いて人と関わりにくくなってしまうこと、精神的な疾患での苦しみ、対人関係の苦しみなど、様々な方たちや組織と関わらせてもらってきた経験から、支援や情報を提供しています。

ホームページでは、トラウマについて、感情の調整の問題について、認知行動療法といったトピックについての説明を含め、様々な領域でどのような現状があるのかなど、情報を整理して提供もしています。

是非ご覧いただき、感心がある方はお気軽にお問い合わせください。

右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

玉心理研究室のHP