感情

台風に備えよう (専門家とは)

備えよ常に

 これ、ボーイスカウトの標語だったかなぁ。
 台風が近づいていますね。
 早めにしっかり準備して、気を付けてください。

 不安は、私たちに「準備しなさいよ」と教えてくれています。
 具体的に手を動かし、やることはやり、ギリギリまで柔軟に対応をする。
 油断はしない。
あとは祈る。

 台風という自然災害に対して、昔から人は何を投影してきたのか。
 ときに、神が起こっていると考えたのだろうな。

自然の偉大さ 感情の大切さ

 昔の人は不安をどのように感じ、それに対処したのだろうか。
 神が怒っており、怒りを解くために捧げものをしたのだろうか。

 現代の人は、自然を乗り越えたと思っていないだろうか。
 自然の動きを観察し、備える術は増やしてきているが、コロナのこともそうだし、自然には全くかなわない。

 最近、コロナ対策に対する報告書も出されているようだ。よいことです。ただ、良い悪いは言っていないことがポイントだ。
 こういうものを利用して、人を批判してはいけない。
 振り返ってみると、良い判断ができたところはラッキーだし、できなかったところは後悔していることでしょう。
 そして、この報告書のように振り返ることができるがゆえに、次に備える力も向上する。
 自らが優れているなんてナルシスティックになる心は、本当に困ったものです。私も、自らの心を恐れています。

 対応する判断は、全て人が行っている。人は、感情で動かざるを得ないがゆえに、間違いからは自由になれない。
 感情をなくすことは出来ない、それは死を意味する。
 その葛藤を、そして苦しみを飲み込めるようにならないといけないのだよね。

 専門家というのは、ごく限られた領域に関して、感情の影響を最小限にする訓練をした人なのかな、と思う。

 さぁ、台風に備えよう。

玉井心理研究室ホームページをご覧ください

玉井心理研究室では、臨床心理士・公認心理師の玉井仁が個人・家族への心理カウンセリング、組織・団体へのメンタルへルス・コンサルタントとしての研修や各種支援を提供しています。

トラウマや過去の経験にまつわる心の傷、頑張り過ぎや諦めから心を開いて人と関わりにくくなってしまうこと、精神的な疾患での苦しみ、対人関係の苦しみなど、様々な方たちや組織と関わらせてもらってきた経験から、支援や情報を提供しています。

ホームページでは、トラウマについて、感情の調整の問題について、認知行動療法といったトピックについての説明を含め、様々な領域でどのような現状があるのかなど、情報を整理して提供もしています。

是非ご覧いただき、感心がある方はお気軽にお問い合わせください。

右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

玉心理研究室のHP