バルト海を渡るフェリー
この、ドイツのトラヴェミュンデからスウェーデンのマルメに行くフェリーは、私が乗った感覚だと4時間くらいの航行だったのかな?と勝手に思っていたのですが、今同じルートのフェリーを調べてみると、8~9時間もかかる船旅のようです!
そんなに長い間乗っていたとは、20年間知りませんでした。
どうやって寝たらいいんだろう・・・
とにかく夜中ということもあり眠くて仕方なく、眠れる場所を探し回ったのですが、見付かりません。
つくづく、ソファーを確保できなかったのが悔やまれてなりません。
食堂や売店もあり、美味しそうなものもありそうですが、今は眠ることしか頭にありません。
しかたなく、通路の脇に置いてあった木の折り畳み椅子に座って眠ることにしました。
でも固いし、眠って体が傾くと落ちそうになるし、どうにも良く眠れません。
考えあぐねた結果、そのまま通路に寝そべって寝てしまうことにしました。
人が行き交う通路で寝るなんて!とも思いましたが、もう他に方法が見当たりません。
貴重品が入っているかばんを枕にして横になると、行き交う人々の靴が目の前に見えます。
「ホームレスってこんな感じなのかな~…」なんて考えているうちに眠りについてしまいました。
誰もこんな私を気にしません。意外とゆっくり眠ることができました。
スカンジナビア半島に到着!!
朝4時ごろでしょうか。ようやく目が覚め、また船内をうろうろして甲板に出ました。
海が広がり、少し明るくなり始めた空の向こうに、スカンジナビア半島らしき陸が見えます。
いよいよ北欧に上陸するんだなあ!!と、今更ながら感動がじわじわと湧いてきます。
到着が近づいたのでバスに戻り、下船です。
初めての北欧、スウェーデン!!
悲しいかな、その時の車窓の眺めは全く記憶にありませんが、3時間足らずで着いた、このバスの終着地ヨーテボリのバスセンターの風景は何となく覚えています。
広々としていて、バスを待つためのデッキやベンチも木製で、バス乗り場を聞いた時の職員の方も、スウェーデンなのにいきなりドイツ語で質問したにもかかわらず笑顔で、しかもちゃんとドイツ語で答えてくれて、嬉しかった記憶があります。
3本目のバスで、もうすぐ到着!
そしてこの旅最後のバス、オスロ行きに乗れば、やっと到着です(また同じルートで帰るのですが)!
あと少しすれば、オスロで友達に会えて、ゆっくり食事してベッドで寝られる!
さあ、オスロ行きのバスに乗り込みますよ~。
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