対人関係・境界線

人は動物である 人と動物をわけるもの

人は人として生まれてくるのか

 人は動物の一つの種です。これは明らかです。

 「感情だけの人間は、いまだ動物である。理性だけの人間は、既に人ではない。」

 精神医学者のシュナイダーの言葉で、そんなものを読んだ気がするが…。
 違ったらごめんなさい。

 より正確に考えてみると、感情という言葉を本能とすると良いのでしょうか。

 アヴェロンの野生児も、本能で動くことはでき、多少の学習はできたけれども、やはり本能を観ることはできず、本能に支配されていました。

人として育つ環境

 人は、感情などがしっかり分化した人によって育てられることで、人になるのです。

 赤ちゃんが泣くのは、本能です。ただ、親と目を合わせ、一緒にものを見て、表情を合わせ、様々な感情を学習していきます。

 つまり、人は自然に生まれたままで、つまり野生のままで人にはなれず、人工的に人になっていくのです。
 動物と人は、違うのですね。

人になる

 ただ、近年の自宅で飼われているペット、ワンちゃんなどは動物ではありますが、自分のことを人と変わらないと思っているものもいるでしょうね…。
 どの程度、動物の感情も分化していくのだろうか…。
 研究があるのかもしれません。誰か知っていたら教えてほしいです。

 そんなこともあって、育つ環境は大きくその人となりに影響を及ぼすのです。
 人としての基礎学習が行われるのですから…。

 もちろん、学習は後になってもできることもたくさんありますが、いくつかは小さい時の学習が大きく影響し続けることもありますね。

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右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

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