本年が、皆様にとって少しでも良い年となりますよう、心より祈念しつつ、新年のご挨拶とさせていただきます。
昨年、その活動を始めた玉井心理研究室も、更にもう一歩前に進みます。
家族を土台とする対人関係、感情の暴走や急ブレーキなど、精神疾患やトラウマの改善、生きづらさの改善のためのお手伝いを強力に進めてまいります。
お年玉を何才の子供や親せきの子供たちにまであげるか、というテーマで考えて話し合っていたので、そこでの言葉をキーワードにすごく簡単に誤解を恐れないで言うと、「大人になる」ことのお手伝いです。
うーん、伝わらないかなぁ…。まぁいいや。
多くの人は、何らかの組織・団体に関わっています。
民間企業のみならず、様々な組織・団体への支援も行っていきます。
認知行動療法を中心としながらも、イメージを利用して心深くのケアを実践し、更にその研究も進めることで、心理臨床の世界の発展にも寄与したいと思います。
少し先になりますが、博士論文として仕上げられればと思います。
博士論文は、既に若いこれからという研究者ではなくなってしまっているので、長年お世話になってきた心理臨床の世界へのお礼奉公のつもりで、取り組んできた過程を振り返りつつ、丁寧に進めていきたいと思います。
玉井自身、心理支援は広い領域において、実践をさせてきていただいておりますが、玉井心理研究室はまだまだ小さい活動です。
皆様からのご支援、ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
上のようなちゃんとした?あいさつの後で何ですが、更に2つほど、頭をよぎったことを書いてみます。
年明け早々、私のかみさんが洗濯物を干しながらテレビを見ていて、私もそれを何となく眺めていました。内村光良の番組でしたが、ブルドーザーなどの重機を使ってお好み焼きを作る、というものでした。企画はともかく、笑いました。
日本人の“極める”ことについての繊細さ、これはやはり突き抜けていますね。すごい。
海外であれば、もっと破壊系に行くのかな、などと想像していました。
もう一つ、手元にあった本日の新聞で、文芸批評家の新保祐司さんが、ベートーヴェンの生誕250年にあたる今年、ベートーヴェンの言葉、「悩みを突き抜けて歓喜に到れ!」を紹介していて、日本人の持つ心深い突き抜けうる力を思い、心理療法・カウンセリングもまさに突き抜けていくお手伝い、と思いを深くしました。
とことんやり尽くすして突き抜けることで結果として社会に役立てる、困難も多いですが人として生きる道ですね。
原田雪渓老師が、「人事を尽くして天命を待つというが、待つ暇もなく尽くし続けるのだ」とおっしゃられたのを思い出します。