感情

失敗して学習して,思いやりを深める

久しぶりの大失敗

 この連休は,とても大切な約束の日時を間違うという,久しぶりの大失敗をしてしまった。

 大反省。

 手帳に予定を書いていなかったことが,そもそもの原因。
 常々,自分で脳みそを信用していない,と言いながら,過信していたのか…。

次に向かおう

 これからは,ちゃんと手帳への記載を怠らないことで,ミスも減るでしょう。
 多分…。

 失敗は,罪悪感を生みますね。
 この罪悪感は,次には気をつけようという緊張を高め,記憶に残り,対策も促します。

 そして,罪悪感にとらわれすぎず,「ごめんなさい」で先に進むしかないのです。

 職場の部下たちには,いつも「失敗しても反省はいらない。学習しよう」と言っていましたが,今回は少し反省を大きくしました。

永遠の罪悪感

 罪悪感を生じるような状況になってしまうと,自己否定感でとことん自分を責めてしまう人がいます。
 私の心理臨床の仕事では,そのような自己否定感が強い人と良く出会います。

 罪悪感は,本当に重たい感情です。
 最悪な場合には,「死んでも許されないだろう」と感じさせてくるのです。

 健全な罪悪感は,「ごめんなさい」で終わりにして,学習して,次に進むのです。
 不健全な罪悪感は,永遠の罪悪感のようにどこまでも許されない感じがして,自分が存在し続ける限り許されない気がしてしまいます。

 罪悪感を感じても,一般的に考えて「ここまでだよな」と思ったら,それ以上はその罪悪感について考えすぎず,スルーする練習をするのです。
 罪悪感にも慣れていくと,スルーできるようになれます。

 罪悪感をしっかりと受け止めないと,無責任で嫌な人になるのではないか,時にされる人がいます。安心してください。罪悪感を感じすぎている人が,罪悪感を一切感じなくなるという極端なところまではそうそう行きません。

 実際には,「そこで罪悪感を感じないのか」というところで罪悪感を感じられない人もいます。そのような人は,しばしば困った人と見られますが,しばしばそのような人も,罪悪感を感じすぎる人と同様に苦しい背景を持っている人であることが多いのです。

 罪悪感は,思いやりを作る感情です。
 人を責めたり,自分を責めることに使わず,「あ,罪悪感だ。思いやりを大切にできているかな」と心に聞いてみてください。

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右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

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