備えよ常に
これ、ボーイスカウトの標語だったかなぁ。
台風が近づいていますね。
早めにしっかり準備して、気を付けてください。
不安は、私たちに「準備しなさいよ」と教えてくれています。
具体的に手を動かし、やることはやり、ギリギリまで柔軟に対応をする。
油断はしない。
あとは祈る。
台風という自然災害に対して、昔から人は何を投影してきたのか。
ときに、神が起こっていると考えたのだろうな。
自然の偉大さ 感情の大切さ
昔の人は不安をどのように感じ、それに対処したのだろうか。
神が怒っており、怒りを解くために捧げものをしたのだろうか。
現代の人は、自然を乗り越えたと思っていないだろうか。
自然の動きを観察し、備える術は増やしてきているが、コロナのこともそうだし、自然には全くかなわない。
最近、コロナ対策に対する報告書も出されているようだ。よいことです。ただ、良い悪いは言っていないことがポイントだ。
こういうものを利用して、人を批判してはいけない。
振り返ってみると、良い判断ができたところはラッキーだし、できなかったところは後悔していることでしょう。
そして、この報告書のように振り返ることができるがゆえに、次に備える力も向上する。
自らが優れているなんてナルシスティックになる心は、本当に困ったものです。私も、自らの心を恐れています。
対応する判断は、全て人が行っている。人は、感情で動かざるを得ないがゆえに、間違いからは自由になれない。
感情をなくすことは出来ない、それは死を意味する。
その葛藤を、そして苦しみを飲み込めるようにならないといけないのだよね。
専門家というのは、ごく限られた領域に関して、感情の影響を最小限にする訓練をした人なのかな、と思う。
さぁ、台風に備えよう。