対人関係・境界線

研究も競争から協働へ

競争と協働のバランス

 コロナウィルスのワクチンづくり、治療薬、これはいま世界中で優れた研究者たちが本当に必死になって取り組んでいることですね。

 誰がその研究のトップを切るか、という争いもありますが、これからの時代は情報の共有も必要になっていくのではないでしょうか。

 競争があるから、科学が進んできた、という側面もあるのでしょう。
 一方、それが競争によって進んだから、他者を排する側面も持ってしまっています。

人と比べるということについて

 人と比べる、ということは避けられません。

 人との違いを認め、自分の得意分野と苦手分野を見つけていくことで、自分の能力を最大限に生かしていこうという姿勢は、現在の職業が自由に選べる社会を渡っていくのには、有効に働いているのですから。

 ただ、人との違いを認めるのは、そんなに簡単ではないのです。

 私はあの人よりできるはず。
 あの人はずるをしているに違いない。
 あの人は、実は何の能力も持っていない、大したことをしていない。
 単なる運に恵まれているだけだ。
 本当の私の力が優れていることを示す場があるはず。

 そこには、なかなか難しい感情的な課題があります。
 感情なんかにかまけている暇はない、と言って感情を麻痺させて実際のところ取り込まれていることも沢山あるし…。

自分を受け入れることと協働すること

 自分のことを受け入れられないと、人のことは受け入れられませんね。
 自分のことを受け入れられた分だけ、人のことも受け入れられるようになります。

 研究に励む方たちは、本当に知的に優れた人たちです。
 ぜひ、その能力を使って、自分のことも受け入れる取り組みを進めていただきたいと思います。私も、思いっきり手伝いますし。
 必ず、良い結果があると思うんだけどなぁ…。

 玉井心理研究室では、心理療法・心理カウンセリングの提供をしています。また、個人のみならず、組織や会社団体などにおける心理支援も行っております。
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右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

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