易経より
「元亨利貞(げんこうりてい)」とは、「易経」にある言葉ですね。
今日も引き続き、周りにある言葉を紹介したいと思います。
元亨利貞
正確を期すために、辞書を引きます。
① 易経で乾の卦を説明することば。
「元」を大、「亨」を通の意にとり、「元(おお)いに亨(とお)る、貞(ただ)しきに利あり」とよむのが通例。
② 乾(天)の四徳。「元」は万物の始め、最高の善、「亨」は万物を生育し通達させる働き、「利」は万物の生育を遂げさせ、各々そのよろしきを得させる働き、「貞」は万物の生育を成就充足させる働き。四徳は、春夏秋冬、仁義礼智などに配当される。四巻でなる書籍の巻次にも用いる。
※応永本論語抄(1420)公冶長第五「聖人が天の自然の功をさして、元亨利貞と名付たる也」 〔易経‐乾卦〕
元は春、植物の芽が出てきますね。新しいスタートです。
亨は夏、植物が大きく育ちます。大きく発展していくところです。
利は秋、植物が実をつけ種を作ります。次に繋ぐものを貯めていく大切な時期ですね。
貞は冬、植物の種は大地に散り、春を待ちます。じっくりと次の芽が出るまでに備え、待つのですね。
自然の法則を述べているのですね。
なんとなく、字が好きなんですよね。
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