無料心理相談会
昨日は、無事に無料心理相談会を行うことができました。
いろんな気分転換の方法を教えていただいたり、ちょっとした面白い情報を共有したりと、自分では見つけられない情報や刺激をいただいています。
自分で思いつくのは、自分の経験の中のことですから、外からの刺激も時には必要となりますね。
少年の事件から
数日前に、虐待を受けていたというお父さんのことを殺してしまった少年の事件が報道されていました。
他人事ではなく感じている仲間がいます。
そこから、力について話し合うことがありました。
力の感覚
私たちは、力を持っています。
上述の事件では、力が不幸な形で働いてしまいました。
力を持つ私たちは、力を制御する力も必要です。
子供は、制御する力が弱いのですが、ダメなものはダメ、と適切に制御を学んでいくのが自然なのです。ただ、虐待環境では、その適切な学習はできないし、それ以上に力の制御ができない大人がモデルになるのですから、悲しいことが重なります。
そして、力を自分のものとするために、大人になってからも苦労せざるを得ません。
一人一人が持つ力、そんなことについて話し合いました。
赤ちゃんも力を持ちます。赤ちゃんは無力な存在ではありますが、母性に訴える力は強いものです。その力に圧倒され、親が赤ちゃんを手放す、という不幸なことも生じます。
力をうまく発揮する、うまく制御する、そして力がうまく働くように任せる、そんな形になるように成長していきたいですね。
心理療法の取り組みも、まさにそのような側面もあるなぁと感じていました。
この3回目で無料心理相談会も終わりかなぁと思っていましたが、ぽつぽつ必要に感じてくれている人もいますし、もう一回行いたいと考えています。
改めて、このブログやHPにて告知します。
コロナ後の不安、個別の対応も、組織への支援も行っております。
玉井心理研究室では、心理療法・心理カウンセリングの提供をしています。
現在は、新型コロナウィルスの拡散防止も念頭に、産業領域への支援、スカイプや電話による相談も強化しております。
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