対人関係・境界線

潮干狩り 自然に感謝

潮干狩り

千葉の某所 潮干狩りをしてきました

 今週末も、不要不急の外出自粛ですね。
 日曜日は仕事が休みでしたので、千葉の某海岸へ潮干狩りに行きました。

 潮の状況は、中潮であまりよくなかったのですが、海に行けるタイミングもなかなかほかの予定と重なって見つからず、一人で決行しました。

 例年は家族と一緒に行くことも多いのですが、一人で車を走らせ、干潮が9時半頃なので、一時間ほど前に現地着で、ぼつぼつ始めます。

海が冷たい!

 そっと足を水に入れると、まぁ冷たいこと。少し離れた堤防には、ポチポチ釣り人はいますが、潮干狩りをしようとするもの好きは他にみあたりません。

 人との距離、超離れている。ウィルスの心配は全くない。

 とにかく、ひたすらに掘る、掘る、そして…、掘る。

 過去に、この場所で大きなホンビノスがたくさんとれたことがあるのですが、近年は沢山の人がガシガシとっていくようになったようで、貝との出会いがありません。

 それでも続けていくと、シオフキガイ(後で調べてみました)らしきものがポツポツ。
 3センチ以下の小さいものは、「大きくなるまで取られるなよ」と思って沖に向かって投げておきます。

自分のため?何かのため?

 約二時間、もくもくと潮干狩りを続けます。途中、多分中国人らしき人が、「とれる?」と重装備で来て、すぐに帰っていきました。

 なんでこんなこと、一人で続けているんだろう、って思いながら、趣味もありますが、家族が喜んでくれると良いなぁ…というのが理由なんだなぁと考えています。

 人は、一人でも好奇心や楽しみが続いている限りは、ワクワクして楽しめるのでしょう。
 ただ、長い時間で考えると、そのワクワクの時期は速やかに通り過ぎ、誰かと一緒に遊ぶのが楽しいといったつながりを感じる時間、もっと自分の満足を満たそうと欲求をエスカレートさせていく、または何かのために、という目標を持って取組みを意味づけないと、続けていくのが難しいのだろうなぁ…などといろいろと考え続けながらの、掘る作業です。

 色々な方の話を聞いていると、「趣味を始めるたけれども、しばらくするといつもそれが苦痛になる」と訴える人の話を聞きます。
 うまく次のステップへと進めていないんですね。

 取られる貝は、どんな気持ちで過ごしているんだろう、などと考えはどこまでも広がります。

 人間社会では、ウィルスが猛威を振るっていますが、自然の中では、そんなことに一喜一憂せず、ただただ時間が過ぎています。
 生まれ、成長し、運が良ければ次世代を残せ、死ぬ。そんな自然の循環の繰り返しに、一喜一憂どころか、冷徹なまでの厳しさがあります。

 この機に、まずは近い人とのつながりを感じ、感謝して、その輪を広げていきたいですね。
 近い人が思い浮かばない方にも、人からの想いが届くことを心より祈りつつ、私もそんな良い循環のちょっとしたしずくになれればと思います。

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右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

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