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朝ドラと私

スカーレット

NHKの連続テレビ小説

 もうこの何年も、NHKの連続テレビ小説、いわゆる「朝ドラ」を毎日見ています。
 あれ、1回何気なく見てしまうと、続きが気になって次の日も見てしまうんですよねえ。

 ちょうど朝の家事をしている時間帯なので、のんびり洗濯物を干しながら見るのに、15分という時間もちょうどいいのです。

「スカーレット」

3月で終わってしまった「スカーレット」。

 以前は陶芸というものにはあまり興味が無かったのですが、このドラマを見て少しその魅力が分かった気がします。
 ちょうど娘が学校の美術の授業でも陶芸をやらせてもらい、その作品を持ち帰ったこともあって、その味わい深さや難しさも感じました。

 今回の朝ドラは、主人公の貴美子が離婚してしまったのですが、ご主人の八郎さんを演じられた松下洸平さんがとても素敵だったので、残念な気持ちでした。

 お互いを大切に想い必要としているのに何故離婚に至ってしまったのか、はっきりとした理由がドラマの中で示されたわけではなく、視聴者の解釈に任されたような気がしています。

 私が感じたのは、「夫婦で同じ仕事をしていくのは、難しいものがある」ということかな?と思います。
 やはり同じことをしていても目指すもの、考え方は違いますから、そこでどちらかが妥協する、ということができないと、良い関係を維持できないのも理解できます。

現代女性へのメッセージ?

 劇中で、「女は旦那の言うことに従ってたらいい」という趣旨のセリフがありました(旦那が妻に言ったわけではなかったですが)。
 その後貴美子が八郎に「(女ではなく)陶芸家になります」と言って、そのまま二人の仲は決裂してしまいました。
 これは現代の女性の生き方への一つのメッセージだとも受け取れました。

話は戻って、貴美子は結婚前、大阪の下宿屋で女中として働いていました。
 貴美子が来る前から女中として切り盛りしていた大久保さんからの言葉もまた、印象的でした。
「家のことをできる人は、何でもできる。生きる基本やからな。」

 家事は女の仕事だと決めつけられることに抵抗する女性が増えている昨今ですが、私は、家事がちゃんとできること、ちゃんとしようとすることに、もう少し誇りを持つべきだと思うのです。
 なのでこの大久保さんの言葉には、少なからず感動を覚えました。

 色々考えさせられる、素敵なドラマでした。
 4月からの「エール」も楽しみです!

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