とうとう最終日・・・
オーストリア旅行もいよいよ最後の1日となってしまいました。
この日は終日自由行動としました。
私たち一家は、プラーター公園という遊園地に行くことにしました。
義父母と私の母達は、ウィーンで一番とも言われる、ミシュランの星付きの高級レストランにランチに行く予定です。
親たちは、高級レストランへ
こんな高級レストラン、私には縁が無かったので、特にプランには入れてなかったのですが、
「高級レストランに行ってみたい!後学のために!」
という、母の言葉で決まりました。
もちろんウィーンには高級レストランはたくさんありますので、候補をたくさん上げました。
私は同行するつもりが無かったので、ドイツ語はもちろん、英語も心許ない日本人シニアが自力で注文、会計ができる店を、ということで、お手軽なランチコースがあって、飲み物もセットになっているレストランなどをお勧めしました。
ですが、せっかくなら一番有名なレストランがいい!というご希望で、ヨハン・シュトラウス像で有名なウィーン市立公園にある、「シュタイラーエック」という店に予約を入れました。
高級レストランだけあってサービスも一流、との評判だったので、予約のメールを入れる時、
「義父母と母が行きます。ドイツ語は全く話せないし、英語もそれほどではありませんので、注文に手間取ると思います。助けてあげて下さい。
また、日本人の年配者なので、それほどたくさんは食べられません。コースではなく単品の注文になるかもしれません。」
などと、色々お願いをしておきました。
結果、無事自力でレストランにたどり着き、無事注文も支払いもできたようです。
お料理も、結局全員コースを頼み、お腹一杯になったとのことでした。
子供たちと、遊園地へ
私達は、午前中に遊園地に行き、午後はお土産の買い物をするつもりで、朝9時ごろプラーター公園に着きました。
遊園地とは言っても普通の公園で、いつでも入ることができます。
アトラクションに乗る時だけ、料金を払うシステムです。
ところが公園内は閑散とし、アトラクションも動いていません。
何時からアトラクションに乗れるのか聞こうにも、職員らしき人にも会いません。
仕方なくカフェの屋外のテーブル席に座ると店員さんが注文を取りに来たので、アトラクションは何時から乗れるのか聞くと、「11時くらい」との事。
そして、「くらいって…」。このおおらかさ、日本にはありません。
そんなに遅いとは、ガイドブックにも書いてありませんでした!
先にお土産を買いに行こうと、また旧市街に戻りました。
開かない扉・・・
余談ですが、私たちが遊園地に出かけている間、母も買い物に出かけ、一旦アパートに帰って着替えてから高級レストランのランチに出かける予定でした。
もちろん鍵は持って出たのですが、どうしても扉を開けることができなかったそうです。
ヨーロッパの古い建物の扉の鍵を開けるのはコツが要って、2~3回鍵を回した後、扉のノブを少し手前に引っ張りながら鍵を回さないと開かないことがあります。
私も最初のころは苦労して、鍵を開けるのにすごく時間をかけてしまったこともありましたが、コツが分かると大丈夫でした。
今回の旅行で母が一人で鍵を開けるのは初めてだったので、念のためそのコツを教えておいたのですが、母は事の重大さをあまり分かっていなかったのか良く聞いていなかったようで、やっぱり開けることができませんでした。
何度も扉に体当たりしても開かず、レストランの予約の時間が迫ってきて焦った母は、同じアパートにいた女性に助けを求めたそうです。
でもその女性は、「ここはホテルじゃないんだから、関係ない私は助けられない」と断ってきました。
仕方なく母は、1階のパン屋さんに行って助けを求めました。
そしたら店員の男の人が来てくれ、いとも簡単に開けてくれ、母は無事レストランに行くことができました。
こういう時、近くにスタッフがいない民泊は困りますね…。
誰でも声をかけて助けてもらう、母の生命力の高さも健在でしたが…。
さて、書いてきた旅行記ももう少しとなりました。
昨日は、グループも無事に行われ、参加いただいた皆さんのお役に立てたようで何よりです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
グループは継続していきたいと、玉井仁が先週から次の予定を公開しています。そちらも併せてご確認ください。
玉井心理研究室のメインホームページや、ほかのブログでもいろいろな情報を発信していますので、ご覧頂ければ嬉しいですし、気に入った情報や文章などがありましたら、当研究室の応援になりますので、広げていただけたら私としてはバンザイです。