対話をする人たち
話をする人と、話を聞く人がいます。
それらの役割は、決まっているのではなく、役割を交代しながら対話が進みます。
安全な環境があり、率直に自分のことに向き合おうとしている人たちが集まるとき、話をして自分の言葉を聞きながら、自分の頭の中が整理されていったり、相手の言葉を聞きながら、自分についてのあたしい側面が見つかったり理解が深まったりしていきます。
集団の中での対話
集団の場合には、その役割交代がより複雑になりますが、基本的には同じことが進みます。
安全に自分のことに向き合おうといっても、「安全」という基準について、言葉一つの使用についても感覚が異なるので、 その集団の取りまとめ役の力は大きく影響します。
それでも、社会は複数の人たちと出会う場所ですから、これまた集団です。
お互いを尊重し合おう、という安全を維持しようとする中で、人の言葉に耳を傾け、自分から言葉を発してみる、そんな取り組みは意味深いものになるでしょう。
私も、グループ・集団による取り組みを20年ほども続けてきましたが、たくさんの人たちの言葉を耳にして、話し合い、伝え合ってきた中で学んできたことが多いです。
明後日の日曜日からは、既にお伝えしているように、玉井心理研究室でも心理グループを始めます。定期的に開催していく予定です。
関心がある方は、是非ご参加ください。わからない方は、お問い合わせください。
玉井心理研究室のメインホームページ、他のブログ記事でも、様々な情報を発信しています。ご覧いただければ嬉しいです。