2019/12/16 過去との対話
来週の月曜日、2019年12月16日夜は、当研究室主催のワークショップ、つまりちょっとした体験型のセミナーを実施します。
過去の出来事だけれども、思い出すだけで胸がつぶれるような感覚が今でもある、そんな嬉しくない感じを持ち続けている人もいるでしょう。
その感覚は、「自分は…だなぁ」というどちらかというとネガティブな自己イメージにもつながっていることが多いのです。
そんな過去と再会し、過去を変えていく、過去のイメージを変えていくアプローチを共有していきたいと思います。
記憶イメージの書き換え技法
当研究室の主たるテーマの一つに、記憶イメージの書き換え技法の研究ということがあります。
これは、玉井の専門とする認知行動療法の一分野として海外では注目されているのですが、日本ではなかなか広がりを見せていません。
ワークショップでは、これまでにその過去の影響を振り返り、過去との対話をする準備について話してきました。
来週は、実際にそのイメージについて、少しだけですが練習してみたいと思います。
少しずつ、ということに「もっと」ということを求める人もいるかもしれません。ただ、人により、その準備状態もありますし、その過去の負の強さも様々です。。その過去が強烈な場合には、本当に入念な準備が必要になります。
一歩一歩、進めていきましょう。
参加者の中には、今、じっくりと向き合いきれなくても、先々に向き合うための勉強に来た、自分との付き合い方を模索している、という方も来られています。
いろいろなステージや目的でいらっしゃるかと思います。そんな話も聞いて自分の取組みを一歩先に進めたい方は、是非、時間が合えればご参加下さい。
参加できなくても、「こういったワークをやってほしい」などの希望がありましたら、そんな問い合わせでも参考にさせていただきます。
玉井心理研究室のメインホームページ、ほかのブログもご覧いただければ嬉しいです。