インナーチャイルド

インナーチャイルド・ワークでのコメントから

アンケートより

今日は、この月曜日に実施した表記ワークでの記入いただいたアンケートから、少し話を拡げてみたいと思います。

・対人関係の分析が白黒ではなく、興味深かった。琴線に触れる言葉をもらえた。

・今までの自分の取組みの成果を確認することができました。時間と繰り返しも必要で、今後も多角的に取り組みを続けたいと考えています。

・今まで自分の中だけで改善しようとしていただけでは気づかなかったことに気づけました。

・自分のことを振り返ることができた。子供の頃の感覚を「どう」感じることができるか?が大事と思いました。過去の自分を少しでもいつくしむことができて良かったです。

嬉しいコメントを頂きました。

取組んだことを評価する

取組みを続けてきた中で、まだまだ先はあっても、後ろを見ると進んできたことがあるようです。出来ていないことではなく、できてきたことを見たいですよね。

白黒はっきりしたい人も、「白黒はっきりしたくなるんですよね」と言えているときには、そのはっきりしたい衝動から一歩身を引けています。これが、できてきていることなんです。そういった体験を確認し、実感を継続的に続けていくことで自分のものとしていくのです。

皆さんとの話し合い、とても刺激的で素晴らしい体験でした。

専門家を利用する

いろんな専門家は沢山いますが、私はずっと心を専門としています。仕事にも、対人関係にも、楽しむ時や休む時にすら私たちの心が動いています。特に、感情の調整について、その感情を深く体験し、耐えられるようになる、それが出来ずに衝動的になる、そんな事への支援を多く行ってきました。相談室の中で、クリニックで、大学や学校で、職場に出向いて…様々な環境で多くの人たちとお会いしてきました。

私も心理士としての経験や訓練を積みながら、多くのことを学ばせて頂きました。専門家は、うまく利用したほうがよいのです。もちろん、素人なりにマニアックに研究していくことで一定の深い知恵に出会えることもあるでしょう。しかし随分と時間も手間もかかります。

専門家は何を考えて、自分の抱えている問題や状況に対してどのようなアプローチをするのだろう、率直にどんなヒントをくれるだろうか、その求めるものは様々でしょうけれども、うまく利用できると安心感があり、よりスムーズに進むのです。

抱えておられるテーマにより、専門家の利用方法も様々でしょう。がっちり自分のケアを一緒に進めようとする方、ある程度の進展の後には定点的に確認をする場として利用される方、数回のピンポイントでの情報収集や、自分の取組みの方向性を定めるために必要なタイミングでのみ利用される方、その濃淡や頻度も様々です。

ちょっと新しいことに出会う、そんな機会として捉えてみてはいかがでしょうか。

次回のワークは、一か月後、11月25日です。1回目の参加で来た方も、できなかった方もご参加いただけます。また、ホームページでもご紹介していきますので、ご覧ください。

玉井心理研究室ホームページをご覧ください

玉井心理研究室では、臨床心理士・公認心理師の玉井仁が個人・家族への心理カウンセリング、組織・団体へのメンタルへルス・コンサルタントとしての研修や各種支援を提供しています。

トラウマや過去の経験にまつわる心の傷、頑張り過ぎや諦めから心を開いて人と関わりにくくなってしまうこと、精神的な疾患での苦しみ、対人関係の苦しみなど、様々な方たちや組織と関わらせてもらってきた経験から、支援や情報を提供しています。

ホームページでは、トラウマについて、感情の調整の問題について、認知行動療法といったトピックについての説明を含め、様々な領域でどのような現状があるのかなど、情報を整理して提供もしています。

是非ご覧いただき、感心がある方はお気軽にお問い合わせください。

右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

玉心理研究室のHP