対人関係・境界線

自他の境界線④ 調整上手になる Noを受け入れる

花と蝶

断られてからが始まり

お願いしたことを断られることは、誰もが嬉しい体験ではありませんよね。それでも、断られることで終わることもあれば、始まることもあると思います。

お願いしたことを断られたときには、「じゃあもういいや」となってしまうこともあるかもしれません。時には、断った人と距離を置きたくなってしまうことすらあるかもしれません。ただ、相手はお願いしたことはムリだけど、距離はおきたくない、という願いを持つ場合もあるでしょう。

断られた時に、断った相手の意思を尊重しながらも、こちらの思いも更に伝え、何とか話し合える余地がないのか、調整を試みていきたいですよね。

断られることへの極端な反応

断られることが嫌で、断られると「否定をされたような気持ちになってしまう」という人がいます。断られるぐらいなら、何もお願いしない、という人もいるでしょう。

もう1つの極端な反応は、断られることが嫌で、断られても「許さない」と相手の意志を押さえつけ、断ることを許さないという人もいます。

断られることに慣れ、断られてもショックを受け過ぎずに、そこからの一歩となる対話をすすめられるとよいですね。そうは言っても、私も相談の場面では相手にショックを与えないように、言葉を探しています。心の余裕がない時に、物理的または時間的な余裕がないときも、ショックは強く大きく感じられてしまうのです。

感情体験はスキルに直結する

断られた時に、「そっか、無理か」と笑って、「じゃ、どうしよっか」と相談を持ち掛けるように話をしてみるのもありでしょう。

気持ちにも余裕がないとき、感情は強くなり、人や自分に攻撃的に向かいます。気持ちに余裕を持ちたいですよね。でも、時間的に余裕がないと、気持ちの余裕は益々なくなりますね。余裕を持つって難しいんですよね。

心の余裕を持てるようになるために、心を深く掘り下げ、心の要領を大きくしていきたいですね。そんなお手伝いを続けていきます。

心が楽になり、前向きな人生を送るためのカウンセリング

カウンセリングや心理療法に行く、そこに何かハードルを感じて「占い」に足を運ぶ人もいます。

私たち心理士が行う支援はどのようなものか、皆さんに分かってもらえる努力が足りないのでしょう。

ある団体で、職員全員とお会いする機会があるときに、問題があるとかないとかに関わらず、自分の性格とストレス時の心の動きについて話し合うことがあります。気持ちを調整するための”心の筋肉”を鍛える方法を共有するためです。

ある方はおっしゃってくださいました。

「何回も相談に来ました。決して安くはなかったけど、人生が変わったので、大学に行くよりはるかに良かった」

少しはお世辞もあったかもしれないけれども、本当にその方の生き方が変わっていくのを目の前で見させて頂き、私の心も震えるぐらい感動しました。

私たちは、一生懸命にクライエントさん(面談に来られた方)の話の全てに耳を傾け、ひたすら聴き、何がおこっていて、どうすればよいのかを一緒に考えます。

ただただ、皆さんの心を整えるために、ベストを尽くそうと学び続けています。

こんなことでも良いのかな、という場合には、お問い合わせフォームからご相談ください。

相談・お問い合わせ

コメント

  1. やぎ より:

    そっか、
    笑って、「じゃ、どうしよっか」と相談を持ち掛けるように話をしてみる
    笑って伝えることを次回から実行してみます。

    1. tamablog より:

      (^_-)-☆

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