その他

内も外も自然災害、気分転換についても考えた

台風が無事に通り過ぎますように

 令和元年10月12日、台風19号は交通を麻痺させたようです。最近は、計画運休も進み、都内の電車もバスも全面的に止まる様子。今回は、水曜日の段階で土日の休業を決めて、全て手配を進めた。そのタイミングでは早いかなと思ったが、結果はピタリだった。

 朝から近くのホームセンターに行き、コーキング材を買ってきて、前回の台風の時に吹き飛ばされていた通気口を固定するべく、台風に備える作業をした。

 店も午後には閉店とのこと。それでも、こんな朝に開けてくれていて感謝です。無事に最後の備えも終わり、一休み。

ジグゾーパズル 素直に楽しむことについて

 このところ、ジグゾーパズルに取組み始めてしまった。私自身は、昔はジグゾーパズルが好きで、買ったものの大変そうだったので、そのままずっと眠っていたものだ。それを家族が見つけだして、始めてしまったのだ。

 最初は「私はやらないよ、忙しいから」と言っていたが、つい置いてあるのを見ると、ちょっとだけ気分転換、と思って始めてしまい、なかなか止まらない。「何で止まらないんだろう」と少しやりたいと思っていたことを先送りしてしまった罪悪感を感じながらのつぶやきに、「楽しいからじゃない」と子供からの一言。そうか、確かに私はジグゾーパズルを楽しんでいたんだ。子供の頃から、何回も作っては壊し、またワクワクして作っていたなぁ、と思い出した。素直に楽しめなくなっていた自分に気がつき、ジグゾーパズルを時間を決めて楽しむことにした。

ゴールへの道

 もう一つ面白いことがあった。私は、ジグゾーパズルを進める時に、ピースをある程度分類して、完成の絵をじっくり見て、それに向けてピースをよく見て、場所のアタリをつけて進めていく。私と一緒にジグゾーパズルに取り組んでいた子供は、初期段階にもかかわらず、同じような色のピースを一つ一つ当てはめるという根気のある作業に取り組んでいた。

 その根気に脱帽した。私には、初期段階でこのような作業にはまず着手しない。私は、ある程度段取りを立て、ゴールに向かって進めていく。臨機応変ではありたいと思いつつも、ある程度はその過程も理解しながら進めたいらしい。子供は、過程がどうなるかは気にせず、当てはめつづけ、一定の領域をしっかりとはめてしまった。ゴールは同じところを目指しているが、その方法にこれほどの違いがあるのだと、改めてひしひしと感じてしまった。

 日々、目標に向かう道がワンパターンにならないように、いろんな道を探索して新しい気付きを楽しもう、なんて思ったり、人に言ったりもしながら、自分の変わらない性格のことも改めて気がつき、違う性格を見て、またちょっと視野を拡げられた気持ちになりました。

 心にも台風が訪れます。外界も内界も似ているのです。台風という自然の脅威、内外にしっかり備えてやり過ごしたいものです。人も、自然の進化の中で偶然発達した生き物の一種なのですから、全て制御できるとは思わずに…。

インナーチャイルドとの対話 3回シリーズ講座のご紹介

幼少時の傷つき体験に対して、「記憶の書き換え」技法は認知行動療法でも特に海外で研究が進み、日本でも少しずつですが認知されてき始めています。

皆さんには、「インナーチャイルドワーク」の方が耳慣れているかもしれません。様々な精神疾患に対して、またより広くは生きづらさを抱える方にとって、傷ついたまま癒された実感のない過去の記憶に対するアプローチは、パワフルな効果をもたらします。

10月から毎月、少しずつですがそのようなインナーチャイルドとの取組みの紹介、その実践に触れて頂き、自分との関係を温かく豊かなものとしていくきっかけとして頂ければと思います。

※3回シリーズで企画していますが、一回ごとの参加も可能です。

【日時】 1日目 令和元年10月28日(月) 午後6時30分~8時(終了)

2日目 令和元年11月25日(月) 午後6時30分〜8時

3日目 令和元年12月16日(月) 午後6時30分〜8時

【会場】 パレット柏ミーティングルーム(各回部屋が異なりますので、ご確認ください)

(千葉県柏市柏1-7-1-301:JR常磐線柏駅より徒歩3分)
【講師】 玉井 仁
【参考図書】 『自分をもっと好きになるノート』(右掲) 2019 日本能率協会マネジメントセンター

インナーチャイルドとの対話