認知行動療法の「思考」の検討について,少し書いてみました。夏野梨香さんの例で,少しくせが見えてきます。そのクセが見えてくると,それとの関係も調整していけるようになるのです。
認知行動療法
認知行動療法の「思考」の検討について,少し書いてみました。夏野梨香さんの例で,少しくせが見えてきます。そのクセが見えてくると,それとの関係も調整していけるようになるのです。
拡大視・縮小視は仕方のない錯視のようなものでしょう。それから自由になるために、失敗の大きさ、成功の大きさを客観的に測定することが必要ですね。「虫の目、鳥の目、魚の目」にも触れてみました。
苦しいとき、一瞬が永遠に感じます。先のことを考えているつもりでも、先のことは考えられなくなり、苦しみのトンネルから出られるなんて想像すらできず、苦しみのトンネルの住人となってしまうのです。
罪悪感を全く持てない人であれば、内省する力が全くないに等しく、付き合いにくい人になります。ただ謙虚さも、過ぎたるは猶及ばざるが如し、傲慢となるということでしょうか。
感じている感情それ自体には、正しい間違っているということはありません。それをそのままにしておければよいのですが、それから何らかの理由付け、理屈をつけていくことで問題がこじれていくのです。
職場である人にあいさつした時に、返事が返ってこなかった体験から、「私、皆に嫌われているのかな」。そんな「過度の一般化」という考え方のクセについて書いてみます。