今日は、インナーチャイルドとの対話①という当研究室主催のミニワークショップがあります。参加される皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
この日にこんなこと書いていていいのか、と思いつつ、玉井は「いい」というので続けさせていただきます。
私のこの連続したブログのタイトルですが、 最初は母のショパンコンクール行きの話しから続いたので、タイトルを「ヨーロッパに行きたい」としていましたが、現在の文章は旅行記になっているので「ヨーロッパに行けた」に通し番号はそのままに変更しました。
不安が一杯
何とか無事に旅の手配を済ませ、あとは出発を待つのみという状況。本来なら楽しみで仕方がないはずなのに、今度は無事行けるかが心配でたまらなくなってしまいました。
ちょうどその頃、北朝鮮が日本海に向けて飛翔物体を連日発射、アメリカとの関係も悪化し、緊張感が漂っていました。もしこのまま戦争が始まってしまったら…飛行機が飛ばなくなってしまったら…更に不安は募り、大地震が来てしまったら…誰かが病気になったら…ああ、今日も無事に一日が終わった…あと1か月…あと1週間…
なんということはなく、当日が来たのです。
当たり前といえば当たり前なのですが、この時ほど平和と健康に感謝した日々はありません。子供のころの遠足の前日のように、わくわくで眠れない…ということもなく、朝もすっきり目覚め、予定よりも1時間ほど早く出発しました。それとともに、不安との付き合い方、改めて考える機会でもありました。
成田空港へ
成田へも、電車で行くことしか考えていなかったのですが、成田空港の近くには、長期旅行者向けの割安駐車場があることを知り、スーツケースを持って家族全員が移動することを考えると車で行くほうが楽で安いということで、車で向かいます。渋滞も、道に迷うこともなく、予約した駐車場に到着。
駐車場のゲートに入ると、既にスタッフがずらっと並んでお出迎え。「○○様、おはようございまーす!」と、名前まで把握してくださり、感激!「なんで名前が分かったの!?」とびっくりしましたが、その駐車場に入る手前の曲がり角にモニターでも付けて、ナンバーを確認しているのでしょうか。アロハシャツを着たおじさま方がてきぱきと作業してくださり、荷物の移動もあっという間に完了。所定の場所に車を停めて(ここは駐車している間、移動されることはないようです)、バスで空港まで向かいます。
あまりにスムーズに到着したため予定より大分早く、まだチェックインカウンターも開いていません。一緒にウィーンに行く他のメンバーのうち、近くに住む父母と姪っ子二人は当日電車で到着、遠方に住む母とその友達3人は、空港近くのホテルに前泊していて、ホテルからのシャトルバスで到着予定です。
合流も一苦労
一応待ち合わせ場所は、チェックインカウンターと同じフロアにあるスターバックスと決めていたのですが、場所が変わって違うフロアに移動していたので、ヒマな私たちはそれぞれの到着場所にお迎えに行くことにしました。皆さん続々と到着したのですが、主人の両親だけは、予定の電車に乗っていません。何本も電車を見送っても、二人は降りてきません…。電話をかけてもつながらないし、メールを送っても返事がありません。
まさか…この期に及んで、事故にでも!!??
……結局のところ、父母は、私が事前に時間をメモして渡した予定の電車よりも大分早い電車で既に成田に着いており、その途中で父の携帯の電池は完全に切れ、母は携帯は海外では使えないということで持参せず、待ち合わせ場所のスターバックスで待っていました。
肝を冷やしましたがなんとか全員揃い、チェックインを済ませ、いざ!出発です!!