バート・イシュルの温泉
ザンクト・ヴォルフガンクで昼食も済ませ、今度はバスでバート・イシュルへ。
バートとはドイツ語でお風呂という意味で、かつてはハプスブルク家の温泉保養地だったところです。
皇帝フランツ・ヨーゼフと皇后エリザベートがお見合いをした街としても有名です。
今回ここに寄ったのは、テレビの旅番組で、オーストリアの温泉が映っていたのを母が見て、是非行きたいと言ったからでした。
このザルツカンマーグート地方は昔、岩塩の採掘で栄えた地方で、このバート・イシュルにある温泉は、塩水です。
温泉といっても温水プールのような感じで、水温も低めで、みんな水着を着て泳ぐようなスタイルです。
真ん中に深さ2メートルほどもある大きな温水プールならぬ、温泉プールがあり、周りにはジャグジーバスや流れるプール(こちらは真水)もありました。
プールサイドには寝椅子もたくさんあったので、本来なら日がな温泉に入っては出て、椅子でまったりと過ごすのでしょうが、これからウィーンに帰る電車に乗るので、2時間足らずで切り上げました。
この温泉施設、ザルツカンマーグート・テルメからバート・イシュル駅までは歩いてすぐです。
この町では駅と温泉の間しか行かず、あっという間の滞在となりました。
ウィーンに帰ろう!
特急電車に乗り、アットナンク・プッハイムで乗り換えてウィーンに帰ります。このアットナンク・プッハイム駅も改装したてでピカピカ~。
残すところあと1日となった今回の旅、最終日は何をしよう?なんて話をしているうちにウィーンに到着。
昔もそうでしたが、ウィーンに帰ってくると何故かホッとします。
ウィーンでトルコ料理!
アパートに泊まっている私たちはそのまま荷物を置いてありますが、ホテルに泊まっている人は違うホテルに変わります。
今度はもっと中心部のシュテファン大聖堂に近い、ホテルカイザリン・エリザベート。
ウィーンで一番の繁華街、ケルントナー通りにある、老舗ホテルです。
そこまで皆さんをお連れして、私たちはアパートへ。
途中、1時間ごとにオーストリアの歴史的有名人の人形が登場する仕掛け時計、アンカー時計を見ながら帰ります。
夕食は、ウィーンに来たら是非食べたかったトルコ料理を買ってきて、アパートで食べることにしました。
昔は無かったチェーンのトルコ料理レストランがあちこちにできていたので、そこに買いに行きました。
たくさんのお客さんで賑わっています。
念願のトルコ料理!とワクワクしてアパートに持ち帰りましたが、その独特のスパイスのきいた味が子供達には不評でした…。
日本から持ってきたインスタントお味噌汁とパックご飯が一番おいしいと言われた夕食でした。
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また、この一月からは、既にお伝えしているように、心理グループも始めます。関心がある方は、是非ご参加ください。わからない方は、お問い合わせください。