夢の続きではないけれど…
人は、いろんな顔を持ちますよね。
好きな人といるとき、仕事に集中しているとき、楽しいことに集中しているとき、少し苦手な人と話をしないといけないとき、使い分けるというよりも、自然にその場面に合わせて調整が進みます。
この調整がうまくいかないときに、苦しみに囚われるのです。
人は環境に適応するのです。環境適応が断絶して極端なとき、多重人格のようになるのです。
複数の世界を持つ
ビートたけしの生き方をみて、私は「ビートたけし作戦」はとても良いやり方だと思っていました。
お笑い芸人としてのビートたけし、映画監督としての北野武、今は減ってきましたが俳優や司会などでも活躍していました。
あるとき、彼がテレビか何かで言っているのを聞いたのですが、「お笑いがうまくいかないときには映画、それがうまくいかないとまた他に、逃げ場があるからいいんだ」といったようなことだったかな。
人は、一つの世界で生きているわけではありません。
私も、心理療法家としての自分のほかに、組織の管理者、剣道家、更には夢や座禅といった世界など、複数の現実・非現実の世界があります。
この様々な世界でそれぞれに得るものがあり、それぞれの世界とそれなりにうまく付き合って拒絶せずにいられて、世界の行き来ができるとよいのでしょう。
最近、スイスの精神科医であり心理学者であったC.G.ユングを見直しており、この文章はその影響も大きいですね。
彼は、深層心理学を追求して、無意識を探求した人です。
本を通して対話していると、わが意を得たり!というところも多く、新しい刺激もたくさんあります。
先人に感謝。
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