オーストリア旅行最後の夕食へ
最後の夕食に向かいます。
目指すは国立オペラ座の裏にある、『アウグスティナーケラー』。
「ケラー」というのはドイツ語で「地下室」という意味なのですが、ここは地下にあるわけではなく、元々ワインセラーだったのを改装した、レンガのアーチ状の内装が素敵なレストランです。
昔何度も訪れたお店ですが、お料理も接客も良かった思い出があるので、最後の夜はそこに行くことにしました。
アパートから歩いて行ける距離です。
途中に、同行者たちが泊まっていて、夕食のレストランに行くための待ち合わせ場所になっていたホテルがあるので、念のため誰か待っていないか見てみましたが、誰もいませんでした。
ちょっと安心してレストランに向かいました。
通り道には、スペイン乗馬学校があり、馬たちの住処も見ることができました。
細い路地裏を歩くと、かつての城壁があり、その一部に目指すレストランの入り口があります。
外にもテーブルが並べられていますが、ケラーの雰囲気を味わうために中に入ることにしました。
最後に、ウィーン料理を堪能
メニューは、ウィーンの名物料理がずらりと並んでいます。
一番一般的な、ウィーン風カツレツ、「ウィーナーシュニッツェル」は何度か食べましたが、その他の「グーラッシュ(元はハンガリー料理の、ビーフシチュー)」、「ターフェルシュピッツ(牛肉をコンソメスープでじっくり煮込んだもの)」、「フリタッテンズッペ(細切りのクレープ入りスープ)」、「バックヘンデル(鶏の丸揚げ)」は、ここが初めてです。
お酒も、ウィーンはワインが有名なので専らワインを飲んできましたが、ここはビール。
どれも美味しく、特にバックヘンデルは子供たちにも好評で、お替りしました。
ビールも種類が多く、どれも絶品です。
昼食で嫌な思いをしただけに、ここではサービスもスマート。給仕係は全員男性でした。
オーストリアでは、全員とは言いませんが、男性の給仕の方は皆さん親切で、女性の方は比較的不愛想な方が多かったような。
たまたまかもしれないし、もちろん親切な女性にもたくさん出会いましたが。
今回の旅で一番楽しかったのは何だった?なんて言って旅を振り返りながら、楽しい食事を満喫しました。
最後の帰り道で、美味しいアイスを
夕食を食べ終わってもまだ明るい街をのんびり歩いて帰ります。
ウィーンの夏の名物といえば、アイスクリームもあります。
ウィーンに着いた日の夜、アイス屋さんでアイスをほおばるお年寄りが多いことにビックリしましたが、私たちは一度も食べていませんでした。
イタリアンジェラートで、一つのコーンに何種類もの味のアイスを乗せてくれて、とても美味しいのです。
最後にみんなで食べよう!ということで、グラーベン通りにあるアイス屋さんで、子供たちに好きな味を選んでもらって購入。
アパートのある美しい小道、クレント小路をゆっくり歩きながらアイスを味わいました。
今日でお別れと思うと、その通りが一層美しく見えます。
アイスをほおばる子供たちと一緒に一枚パチリ。
この旅一番の素敵な写真が撮れました。ただ、今その写真が見つかりません…。というか、ウィーン旅行の写真全てが見つからない…、どこに行ったんだろう。
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