美術館と博物館
イタリアンレストランを出て、次の目的地であるマリア・テレジア広場まで、雨上がりの街を歩くことにしました。
マリア・テレジア広場には、名前の通り、あのシェーンブルン宮殿をつくった女帝、マリア・テレジアの銅像が鎮座しています。マリア・テレジア像の下には彼女の時代の歴史的人物の姿もあり、その中に子供時代のモーツァルトがいることでも知られています。
そのマリア・テレジア像の両側に、美術史美術館と自然史博物館があります。
美術史美術館には、ブリューゲルやフェルメールなどによる多数の名画があります。本物の、歴史的な絵画を、本場の美術館で見る、という経験を、子供たちにさせたかったのです。
でも、母の一押しはお隣の自然史博物館。
ここは、地球上のありとあらゆる生物の剥製や標本が所狭しと並べられており、その種類の多さと、小さな虫や鳥、その卵までもがぎっしりと並ぶ様に、迫力と情熱を感じます。こちらも見せたい。幸い、16歳以下の子供は入場料は無料です。時間を分けて、両方入ることにしました。
私は一人、夕食の準備へ
そのとき私は、どちらにも入らずにアパートへ帰ります。
他のメンバーは、時間を決めて出てきてもらい、待ち合わせて一緒に宿に帰ってもらうことに。その後は各自自由行動で、夕食も各自。主人は、ハプスブルク家の遺体が並ぶ教会に見学に行くとのこと。
私はというと、夕方に、ウィーン留学時代の友達がアパートに来て一緒に夕食を食べることになっていたので、急いで料理をしなくてはならないのです!!
簡単に大人数分の料理ができるカレーを作ることにしていたので、ルーは日本から持参しています。材料をスーパーで調達。お米はイタリア米です。
カレーは難なく作ることができました。問題はお米です。炊飯器はありませんので、鍋で炊かなくてはなりません。水加減も、日本のお米とは違うようです。試行錯誤の末、なんとか無事ご飯が炊けました。
留学時代の友人と再会!
主人や子供達も帰ってきました。
そろそろ、友達を迎えに行く時間です。この日会いに来てくれるのは、ポーランド人女性であるマグダレーナとそのご主人、3歳の娘さん。
一家でポーランドのワルシャワに住んでいるのですが、私がウィーンに来るということで、わざわざウィーンに来てくれたのです。彼女は、ウィーン留学時代に住んでいた学生寮で、一緒の部屋だったルームメイトです。
それからもう一人、チェコ人女性のアレクサンドラ。
ウィーン在住です。彼女も同じ寮に住んでいたのですが、私がウィーンに行くと聞いたら、仕事の都合をつけて来てくれるとのこと。
何はともあれ、久しぶりの再会が楽しみです!ドイツ語の会話、うまくいくかな~??
書き始めてしまったので、「そのまま続けてよし」と言われるままに書いています。いいのかなぁと思いつつ。
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