久しぶりのウィーン
その日のウィーンは結構気温が高かったようで、バスの車内はうだるような暑さ。発車したらエアコンがつくのかという期待もむなしく、そのまま走り続けるバス。窓も開きません。でもそれもウィーンらしいなあ!と思いながら、街までの景色を楽しみます。
ほどなくしてバスが到着し、市内に降り立ちます!そこから宿までは歩いて10分ほどの距離。地図で何度も確認していたので道も覚えています。石畳の道を、スーツケースを転がして歩くのは一苦労でしたが、その通り沿いにあるレストランのウェイターさんから「Welcome!」なんて歓迎されながら進みます。あの角の左手にアンカー時計があるはず…あった!そしたらもうすぐ右にKleeblattgasseが見えてくるはず…あった!
そこを右に入るとアパートの入り口が!アパート入り口付近に若くて細身の男性が一人立っていて、私たちに気付くと近寄ってきました。「おや?もしかして?でも、オーナーはちょっと年配の小太りのギリシャ人のはず…」と思っていると、その男性は「○○さんですか?」と私の名前を知っていました。オーナーのお手伝いで、部屋の案内をしている方でした。大変物腰の柔らかい親切な方で、ホッとしました。
一夜目
男性に案内されて部屋に入ります。予約サイトの写真そのままの、きれいで広い室内!感激~!!子供たちが興奮して走り回る中、部屋の一通りの説明を受けます。洗剤とコーヒー豆は、用意されていて一安心!男性が帰って、ホテル組を迎えに大通りまで行くと、楽しそうに歩いて来る一行を発見!「おーい!こっちだよー!!」と部屋まで案内します。
アパートの入り口に続く通路は、びっくりするくらい暗くて狭いので、「よくこんな部屋見つけたなあ」と感心されながら入室。もう遅い時間になってしまったので、日本から持参したカップラーメンや、近くの開いているスーパーに買いに行った軽食で、軽い夕食を済ませます。私はスーパーで、次の日の朝ごはんも調達。閉店まで時間が無いので、目につくものを次々とカゴに入れます。
大人数ですから、結構な量。あまり値段は気にしていられません。
ずっと恋しかったオーストリアのバター。あごが痛くなるほど固いけど味わい深いパン。美味しいのに日本よりずっと安いビール。その他、牛乳、卵、ハム、チーズ、スモモ、オレンジのフレッシュジュースなどを買い込んでアパートに帰宅。帰り道は時間のわりに賑わっていて、数多くあるアイス屋さんでアイスをほおばっているお年寄りの多さにカルチャーショックを受けました。
食事が済んだら明日の約束をしてホテル組は帰り、私たちも就寝。長い一日が終わったのでした。
楽しい思い出って、支えになるなぁって思いつつ、次の機会を探りつつ、また続きを書いていきますね。ホームページもご覧ください。