心理雑感

富士総合火力演習の見学に参加して② 陸上自衛隊

 昨日に引き続き、この夏の体験の紹介です。昨日は、一日の体験の流れを共有しましたが、今日はその感想に触れましょう。余りにも沢山のことを考えたので、その一部でしょうが…。

 実弾の発射と着弾、出てくる車両や航空機やヘリコプター、隊員一人一人の動き、その規律と動きの統制の高さは見事でした。当然、そのような武器を使用する環境において、私の日々の仕事での「あなたの話しを聴くよ」などという言葉や態度はあり得ないことは一目瞭然でした。そんな悠長なことをする時間も、余裕もない。いざという時に的確に動きを維持できるように、その緊張による追い込みと実践によってのみ、その結果が成し遂げられるのでしょう。

 もう一つは、昨日のブログでも繰り返し書きましたが、その衝撃の強さです。私もかなり強い人の心の内面的な衝動には対処してきていますが、物理的かつ避けられずに迫ってくる衝撃は、ショッキングなほどでした。半端ない。体に震えがビリビリくる。心やそれにまつわる身体の震えとは、一味違いました。ただ、これが戦場ではトラウマに直結する。

 このような衝撃に耐えながら、規律を維持し続けることの大変さ、その努力を日々払って訓練している隊員の皆さんの取組みに、自然に頭が下がります。

 今回の見学の体験は、自分自身が実際の実弾が飛び交う状況を少しでもリアルに体験してみたい(演習ですが)という希望、子供達にもその体験をしてもらうことで、実際の戦いの怖さを体験してもらうこと、叶いましたね。一緒に行った妻とも、本当の戦場では「これが普通で、その度に人が死んでいくんだね」としみじみと話し合いました。

 国が国として維持できること、国を守るということ、それに全エネルギーを注いでくれている皆さんに、感謝です。明日の食べ物、安全をそれほど気にせずに生きていける環境があること、ありがたいことです。私も、自分の専門を精一杯、努めます。

 このページで、動画の配信のやり方が分からないので、Facebookなどでチャレンジしようかな。

 追記:コメントでアップロードの方法頂きましてありがとうございました。ファイルサイズも小さくして、無事にアップロードすることができました。有難うございました。適切にググる、これがポイントですね。

玉井心理研究室ホームページをご覧ください

玉井心理研究室では、臨床心理士・公認心理師の玉井仁が個人・家族への心理カウンセリング、組織・団体へのメンタルへルス・コンサルタントとしての研修や各種支援を提供しています。

トラウマや過去の経験にまつわる心の傷、頑張り過ぎや諦めから心を開いて人と関わりにくくなってしまうこと、精神的な疾患での苦しみ、対人関係の苦しみなど、様々な方たちや組織と関わらせてもらってきた経験から、支援や情報を提供しています。

ホームページでは、トラウマについて、感情の調整の問題について、認知行動療法といったトピックについての説明を含め、様々な領域でどのような現状があるのかなど、情報を整理して提供もしています。

是非ご覧いただき、感心がある方はお気軽にお問い合わせください。

右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

玉心理研究室のHP

コメント

  1. やぎ より:

    https://jetb.co.jp/wordpress-movie-upload

    簡単にできる方法だそうです。

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