注意力配分テストをやってみた。久しぶりに人と話していて、名前が挙がったので改めて…。
あれこれ考えが奔逸しがちな自分にとって、これはやばい課題だろうと思っていたら、何とか普通という結果だが、ギリギリだろう。勝手に、一つ一つへの集中は高いんだから、などと自分を慰める言葉が浮かぶが、素直に自分のことを受け入れるしかありませんね。
かつて、とても優れた人なのに、特定の作業だけが極端に苦手、というかできなくて、そんな自分のアンバランスさに否定的になっている方とお会いしたことがあります。ちょっとお願いして、外部の心理検査機関で調べてもらったところ、全体はとても高いのだけれども、本当に一つの項目だけがすっぽ抜けたように低い、ということが分かり、顔を見合わせて「よかったね」といったことがあった。
自分が変というより、そのような脳の偏りがある、ということが分かったことで、人と違うのかな、という不安から自己否定に陥らなくなった。
私も含めた人間は、ともすると良い/悪いという評価に囚われてしまうので、そんな評価から離れ、実際を直視する。その実際に合わせて行動する、ということができれば良いのかと思います。人間という動物が他の動物よりも優れていることの1つは、様々な選択肢を柔軟に使いこなせることですから。